特許
J-GLOBAL ID:200903091624443650

相関積分器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-114648
公開番号(公開出願番号):特開平6-326684
出願日: 1993年05月17日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【目的】 相関積分時に入力信号の不要成分を低減させて不要成分の平均化の効果を一段と高めた相関積分器を提供する。【構成】 入力信号?@の絶対値を取る絶対値回路11と、絶対値回路11からの絶対値信号?Aの大きさを所定のしきい値と比較する比較器15と、比較器15からの判別出力によって入力信号?@をそのまま入力させるか、或いはその絶対値信号?Aを入力させるかを選択する選択器16と、入力された信号を積分する累積加算器とによって相関積分器を構成する。そして、入力信号?@の方がしきい値よりも小さいときには、選択器16はこの入力信号?@をそのまま累積加算器に入力する。また、入力信号?@の方がしきい値よりも大きいときには、選択器16は絶対値回路11からの絶対値信号?Aを累積加算器に入力する。累積加算器は入力された信号を積分し、相関以外の不要成分を大幅に低減させる。
請求項(抜粋):
伝送したい情報に対して、自己相関特性が同期時に大きな相関を示し、1符号チップ以上ずれた場合に低い相関を示すような擬似ランダムな符号系列を乗じ、スペクトラムを拡散して情報を伝送するスペクトラム拡散通信方式において符号系列のタイミング同期に用いられる相関積分器であって、入力信号の絶対値を所定のしきい値と比較する比較手段と、該比較手段によって、入力信号の絶対値が前記しきい値よりも小さいと判別されたときにはこの入力信号を符号の付いたまま積分し、入力信号の絶対値が前記しきい値よりも大きいと判別されたときにはこの入力信号の絶対値を積分する積分手段とを具備することを特徴とする相関積分器。

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