特許
J-GLOBAL ID:200903091626194860

埋込み磁石型回転機の回転子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-085564
公開番号(公開出願番号):特開2002-281700
出願日: 2001年03月23日
公開日(公表日): 2002年09月27日
要約:
【要約】【課題】回転子鉄心10上の同一回転子磁極5に対応する磁石挿入スロットを13A,13Bに分割してそれぞれ永久磁石4A,4Bを埋込み、極間鉄心部14以外に磁石スロット間鉄心部15を設けて耐遠心力強度を増す埋込み磁石型回転機にて、磁石から磁石スロット間鉄心部15に流れる漏洩磁束を減じ、且つ磁石側部を保持する。【解決手段】磁石スロット間鉄心部15には、その磁気抵抗を増すために幅方向(本例では回転子周方向)に鉄心幅が狭く、長手方向(本例では回転子径方向)に直線状の2つの高磁気抵抗部151を設けるとともに、高磁気抵抗部151の間に鉄心幅が広い磁石止め部152を設けて、この磁石止め部152により磁石4A,4Bの回転子周方向の位置決めを行う。そして応力の集中しやすい高磁気抵抗部151の長手方向の付け根の角部分には円弧部を設ける。
請求項(抜粋):
固定子と空隙を介して対向する所定の偶数個の回転子磁極を持ち、該回転子磁極の少なくとも何れかは、それぞれ当該回転子磁極に対応する所定の複数個の磁石スロットを持つように回転子鉄心に一体に形成され、同一の前記回転子磁極に対応する前記複数個の磁石スロットにはそれぞれ当該の回転子磁極を介し前記固定子との間に磁束を環流させる永久磁石が埋込まれてなる埋込み磁石型回転機の回転子において、同一の前記回転子磁極に対応して隣接する前記磁石スロット相互間の前記回転子鉄心の部分としての磁石スロット間鉄心部に、当該磁石スロット相互の間隔を定める鉄心幅が、この幅方向にほぼ直交する長手方向のそれぞれ所定の長さの区間、それぞれ所定のほぼ一様な狭い幅であり、且つ前記長手方向に直列に配置された所定の複数個の狭幅鉄心部を設け、この狭幅鉄心部とその両側の永久磁石との間に空間を設け、さらに前記磁石スロット間鉄心部には、前記直列に配置された狭幅鉄心部相互間に挿入配置され、前記両側の永久磁石に当接して該永久磁石の前記狭幅鉄心部側への移動を防ぐための、前記幅方向の鉄心幅が広い広幅鉄心部を設けたことを特徴とする埋込み磁石型回転機の回転子。
IPC (4件):
H02K 1/27 501 ,  H02K 1/27 ,  H02K 1/22 ,  H02K 21/14
FI (5件):
H02K 1/27 501 A ,  H02K 1/27 501 K ,  H02K 1/27 501 M ,  H02K 1/22 A ,  H02K 21/14 M
Fターム (20件):
5H002AA02 ,  5H002AB07 ,  5H002AC06 ,  5H002AE08 ,  5H621GA01 ,  5H621HH01 ,  5H621HH08 ,  5H621HH09 ,  5H621JK02 ,  5H621JK05 ,  5H622AA03 ,  5H622CA02 ,  5H622CA07 ,  5H622CB03 ,  5H622CB05 ,  5H622CB06 ,  5H622PP03 ,  5H622PP07 ,  5H622PP10 ,  5H622PP11

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