特許
J-GLOBAL ID:200903091628125261
超音波開口面合成装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-316679
公開番号(公開出願番号):特開平5-146437
出願日: 1991年11月29日
公開日(公表日): 1993年06月15日
要約:
【要約】【目的】本発明は、互いに配列された多数の振動子のそれぞれから被検体内に順次超音波パルスを送信し、各送信毎に被検体内で反射した超音波を多数の振動子のそれぞれで受信し、これらの受信により得られた受信信号に基づいて被検体内の情報を検出する超音波開口面合成装置に関し、超音波開口面合成装置のもつ高いフレーム速度という利点を生かしたまま、被検体の動きがあっても鮮明な画質の画像を得ることのできる超音波開口面合成装置を提供することを目的とする。【構成】互いに異なる2回の送信に対応する2つの受信フォーカス画像間の各画素毎の変位ベクトルを、多数の受信フォーカス画像に亘って順次計測する変位計測手段と、各画素毎の変位ベクトルを多数の受信フォーカス画像に亘って互いに対応する各画素毎に積算することにより所定の1つの受信フォーカス画像を基準とした他の各受信フォーカス画像の各画素毎の積算変位ベクトルを求める変位積算手段とを備えた。
請求項(抜粋):
互いに配列された多数の振動子のそれぞれから被検体内に順次超音波パルスを送信し、各送信毎に被検体内で反射した超音波を前記多数の振動子のそれぞれで受信し、これらの受信により得られた受信信号に基づいて被検体内の情報を検出する超音波開口面合成装置において、前記各送信に対応する受信信号に基づいて、被検体内の所望とする視野全域に亘る各受信フォーカス画像を得る受信フォーカス手段と、互いに異なる2回の送信に対応する2つの前記受信フォーカス画像間の各画素毎の変位ベクトルを、多数の受信フォーカス画像に亘って順次計測する変位計測手段と、前記各画素毎の変位ベクトルを多数の受信フォーカス画像に亘って互いに対応する各画素毎に積算することにより所定の1つの受信フォーカス画像を基準とした他の各受信フォーカス画像の各画素毎の積算変位ベクトルを求める変位積算手段と、前記積算変位ベクトルに基づいて、前記所定の1つの受信フォーカス画像を基準として前記他の各受信フォーカス画像の各画素の変位を補正する変位補正手段と、各画素の変位が補正された各受信フォーカス画像を互いに積算することにより積算画像を得る画像積算手段と、前記積算画像を表示する積算画像表示手段とを備えたことを特徴とする超音波開口面合成装置。
IPC (3件):
A61B 8/00
, G01N 29/06
, G01S 15/89
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