特許
J-GLOBAL ID:200903091629185942
分光学的熱傷傷害評価のための装置と方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-510285
公開番号(公開出願番号):特表平10-505768
出願日: 1995年09月13日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】紫外光または青光による誘起蛍光分光法および可視光および赤外光の反射分光法とを用いることにより、皮膚の熱傷傷害の範囲と深さとを外科医が迅速に評価することができる、評価装置30とそれに関連する方法を提供する。装置30は、傷害を受けた皮膚2の中の構造成分および代謝成分の状態を監視する。装置30は、複数個の光源32〜42と、センサ44と、マイクロプロセッサ46と、複数個の光ファイバ束48〜54とを有する。前記光源は、予め定められた波長の励起光を放射する。前記光源のおのおのが作動される時、センサ44は、着目する複数個の波長帯域の中で受け取る応答光の量を測定する。主ファイバ束から約1センチメートル離れた位置に配置されたサイドファイバ束54は、熱傷領域の下の水分の検出の役割を果たす。熱傷部位の皮膚を光学的に評価することにより、装置30は、数週間以内に自然に治癒するであろう皮膚部分が不必要に除去されることが防止され、それにより外科的に移植しなければならない皮膚の量を少なくすることができる。
請求項(抜粋):
そのおのおのが予め定められた波長を有する励起光を放射しかつ前記励起光を熱傷部位に送って応答光を生じさせる複数個の光源であって、前記光源の少なくとも1つが皮膚の中の一定の化学成分に蛍光を発生させるのに十分なエネルギを有する波長を備えることを特徴とし、かつ前記応答光が皮膚の中に存在する前記成分により発生された蛍光を有する、前記複数個の光源と、 前記光源のおのおのに対応する応答光に応答するセンサであって、前記センサが前記応答光を監視し、かつ予め定められた波長帯域の中の前記応答光の強度に基づいて複数個の信号を発生する、前記センサと、 前記センサに付随し、かつ熱傷傷害の部位の皮膚の状態を判定するように複数個の前記電気信号を処理する、処理装置と、を有する、皮膚の熱傷傷害の部位における熱傷を受けた皮膚の状態を評価するための装置。
IPC (3件):
A61B 5/00
, G01N 21/35
, G01N 21/64
FI (3件):
A61B 5/00 M
, G01N 21/35 Z
, G01N 21/64 Z
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