特許
J-GLOBAL ID:200903091630699119
減衰力可変ショックアブソーバ制御装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-275261
公開番号(公開出願番号):特開平6-099718
出願日: 1992年09月18日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 低周波数路から高周波数路まで路面成分の大きく異なる路面に対応できる減衰力可変ショックアブソーバ制御装置を提供すること。【構成】 加速度センサ2の検出信号DDX、車高センサ4の検出信号YがECU9に読み込まれ、バネ上速度DX及びバネ上-バネ下相対速度DYが算出される。上記DX,DYに基づくアクチュエータ信号指示値がECU9内のアクチュエータ信号指示値算出部により求められる。即ち、DX-DY平面の領域分けマップ上の何れの領域に属するかが判定され、DX-DY平面の原点近傍では中間的な減衰力を与えるように設定された値に可変絞りバルブ114が制御され減衰力が適宜調整される。これにより、本発明に係る減衰力可変ショックアブソーバ制御装置は、制御違和感、アクチュエータ切替ショック、異音の発生を防止できる。
請求項(抜粋):
車体と車輪との間に設置され減衰力が可変であるショックアブソーバと、車両の上下方向の振動状態を検出する振動検出手段と、前記振動検出手段により導かれたバネ上速度と、バネ上速度のバネ下速度に対する相対速度であるバネ上-バネ下相対速度とに基づき減衰力を可変するための指示信号を設定する信号設定手段と、前記信号設定手段からの信号に基づき前記ショックアブソーバの減衰力を可変する可変手段とを有し、前記ショックアブソーバの減衰力を制御して車両の振動状態を抑制する減衰力可変ショックアブソーバ制御装置であって、バネ上速度とバネ上-バネ下相対速度とを軸とする座標平面上の第1象限及び第3象限にとられた原点を含む原点近傍に設けられた第1の領域の内では、前記信号設定手段により設定される指示信号に基づく減衰力が最小値と最大値との中間値をとるようなバネ上速度とバネ上-バネ下相対速度に関する関数により設定される ことを特徴とする減衰力可変ショックアブソーバ制御装置。
IPC (2件):
前のページに戻る