特許
J-GLOBAL ID:200903091631049100

非接触通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-151511
公開番号(公開出願番号):特開平9-312598
出願日: 1996年05月22日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】 書込/読出制御ユニットより高周波信号を断続し、その間の残響を制御することによってデータを伝送する非接触通信装置において、遠距離での残響の発生を防止すること。【解決手段】 データキャリア30内に電圧を監視する電圧監視部50を設ける。書込/読出制御ユニットとの距離が遠くなれば電圧レベルが低下するため、キャリアパルスを計数するカウンタ37の計数値を低下させる。こうすれば遠距離通信時にカウンタの計数開始が遅れた場合にも、カウントアップのタイミングが遅れることがなく、適切な時期にシャントパルスが発生できる。
請求項(抜粋):
データキャリアと、前記データキャリアにデータを伝送し送出されたデータを受信する書込/読出制御ユニットと、を具備する非接触通信装置であって、前記書込/読出制御ユニットは、データ受信時に一定のデューティ比の信号を発生する送信制御回路と、前記データキャリアに対向する面に設けられた第1のコイルを有し、前記送信制御回路より与えられる送信信号に基づいて発振を断続する発振回路と、前記データキャリアに対向する面に設けられた第2のコイルを含み、該第2のコイルに得られる信号を波形整形することによってデータを読出す受信制御回路と、を有するものであり、前記データキャリアは、前記書込/読出制御ユニットに対向して設けられた第3のコイルを含む共振回路と、前記共振回路に受信される共振信号の包絡線信号及びキャリアパルスに基づいて信号を復調する復調手段と、前記共振信号に含まれるキャリアパルスを計数してカウントアップ信号を出力するカウンタと、前記共振回路より得られる電圧レベルを監視し、その電圧レベルの低下に応じて前記カウンタのカウントアップする計数値を低下させる電圧監視手段と、メモリと、データキャリアからのデータの伝送時に前記発振回路の発振が停止する間に前記カウンタからのカウントアップのタイミングに基づいて前記メモリから読出したデータにより前記共振回路の残響を制御する残響制御手段と、を有するものであることを特徴とする非接触通信装置。
IPC (3件):
H04B 5/00 ,  G06K 17/00 ,  H03J 9/02
FI (3件):
H04B 5/00 Z ,  G06K 17/00 F ,  H03J 9/02

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