特許
J-GLOBAL ID:200903091640914930
適応型ガンマ補正方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-310084
公開番号(公開出願番号):特開平7-162716
出願日: 1993年12月10日
公開日(公表日): 1995年06月23日
要約:
【要約】【目的】 前フィールドのガンマ補正データと現フィールドのそれとを比較し、変化の生じたガンマ補正データだけを転送する。【構成】 映像信号15をデジタルデータに変換するAD変換部1と、ガンマ補正データテーブルを記憶し、ガンマ補正を行う適応型ガンマ補正部2と、映像信号16に変換し出力するDA変換部3と、前記デジタルデータを輝度階調クラス別に計数する輝度階調度数計数部4と、同輝度度数に基づきガンマ補正データを生成する第一演算部5と、累積値および差分値を相応する基準値と比較し大小を判定する判別部6と、所定の大きさ以上の差分を生じたガンマ補正データの個数を累積する累計部7と、前記ガンマ補正データにつき以前のフィールドのそれと相応するデータ間の差分を計算する第二演算部8と、同ガンマ補正データを記憶する第一メモリ9と、基準累積値と基準差分値とを記憶する第二メモリ10と、同期分離部11と、各部を制御する制御部12とでなる。
請求項(抜粋):
映像信号をデジタルデータに変換するAD変換部と、供給されたガンマ補正データを保持し同ガンマ補正データに基づき前記AD変換部が出力するデジタルデータをガンマ補正するガンマ補正部と、補正後のデジタルデータを映像信号に変換するDA変換部と、前記AD変換部が出力するデジタルデータを輝度階調クラス毎に度数を計数する階調度数計数部と、同度数に基づきガンマ補正データを生成する第一演算部と、累積値および差分値を相応する基準値と比較し大小を判定する判別部と、所定の大きさ以上の差分を生じたガンマ補正データの個数を累計する累積部と、前記ガンマ補正データにつき以前のフィールドのそれと相応するデータ間との差分を計算する第二演算部と、同ガンマ補正データを記憶する第一メモリと、基準累積値と基準差分値とを記憶する第二メモリと、前記映像信号から同期成分を分離する同期分離部と、各部を制御する制御部とでなり、前記第二演算部で求めた差分が所定値を越えた場合、同差分を生じた現フィールドの補正データをガンマ補正部に転送することを特徴とした適応型ガンマ補正方法。
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