特許
J-GLOBAL ID:200903091643004721

液晶素子及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊田 善雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-213315
公開番号(公開出願番号):特開平10-039310
出願日: 1996年07月25日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 カイラルスメクティック液晶を用いた液晶素子において、液晶分子の移動による着色現象を防止し、良好なスイッチング特性及び良好なユニフォーム配向を図る。【解決手段】 液晶分子を配向させる配向膜として、流水面上に単分子膜材料を滴下して形成される単分子膜を累積してなる単分子膜累積配向膜を用い、且つ、該単分子膜累積配向膜の最上層とその直下の層の単分子膜のそれぞれの成膜時の流水方向が逆になるように累積し、しかも上下基板でそれぞれの最上層の単分子膜成膜時の流水方向が略平行或いは略反平行になるように成膜する。
請求項(抜粋):
それぞれ電極を有する上下基板間に、少なくとも二つの光学的安定状態を示すカイラルスメクティック液晶を挟持してなる液晶素子であって、少なくとも一方の基板上に、流動水面上に形成された単分子膜を水平付着法によって複数層累積して形成された単分子膜累積配向膜を有し、該単分子膜累積配向膜の少なくとも最上層2層のそれぞれの成膜時の基板に対する流水方向が異なっていることを特徴とする液晶素子。

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