特許
J-GLOBAL ID:200903091655131613

単リール型のテープカートリッジ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 折寄 武士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-210174
公開番号(公開出願番号):特開2003-022646
出願日: 2001年07月11日
公開日(公表日): 2003年01月24日
要約:
【要約】【課題】 テープ弛みを確実に抑えることができながら、リールを確実にロックできる単リール型のテープカートリッジを得る。【解決手段】 ケース本体1の内部に、磁気テープ3が巻装された1個のリール2を配置してあり、不使用時のリール2の回転を阻止するリールロック機構を有する。リールロック機構は、リール押え16を圧縮コイルばね17でボス12の底壁側へ押圧付勢して、ボス12およびリール押え16のロック歯19・20どうしを噛合させる。ロック歯20およびボス12のロック歯19のピッチPは等しいうえに、ロック歯20・19の基端の幅Wの2倍になる。ボス12の隣り合うロック歯19の間のスペース19cには、ロック歯19と同一形状の滑り止め歯33がロック歯19の基端の幅Wと同一のピッチで配置される。
請求項(抜粋):
ケース本体の内部に、テープが巻装された1個のリールが配置されており、前記リールの中央に設けた有底筒状のボスの底壁と、前記ケース本体の上壁との間に、不使用時の前記リールの回転を阻止するリールロック機構が設けられている単リール型のテープカートリッジにおいて、前記リールロック機構は、上下方向への移動は可能であるが前記リールの回転方向へは回転不能に前記ケース本体に支持されたリール押えと、前記リール押えを前記ボスの前記底壁側へ押圧付勢する付勢手段と、前記ボスの前記底壁の上面と前記リール押えの下面との対向面にそれぞれ前記リールの回転方向に設けられて互いに噛合する一対のロック歯とを有しており、前記リール押えのロック歯のピッチと、前記ボスのロック歯のピッチとが等しいとともに、前記ピッチが、実質的に前記リール押えおよび前記ボスのロック歯の基端の幅の2倍以上の自然数倍になっており、前記リール押えおよび前記ボスの少なくとも一方において、隣り合うロック歯間のスペースの少なくとも1個所に、前記ロック歯と基端の幅が等しい滑り止め歯が、前記ロック歯の基端の幅と同一のピッチで前記スペースの全域にわたって連続させて配置されていることを特徴とする単リール型のテープカートリッジ。

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