特許
J-GLOBAL ID:200903091678773612

熱利用システムにおける異種ガス検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西岡 伸泰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-254513
公開番号(公開出願番号):特開平8-094610
出願日: 1994年09月22日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】 水素吸蔵合金を用いた熱利用システムにおいて、異種ガスの混入を精度良く判定出来る異種ガス検知装置を提供する。【構成】 異種ガス検知装置は、一方の容器2から他方の容器1への有効水素移動量を測定するマスフローメータ4と、有効水素移動量の測定データが供給される制御ユニット6とを具えている。制御ユニット6は、有効水素移動量の測定データから有効水素移動量の劣化率を算出すると共に、有効水素移動量の劣化率と異種ガスの濃度との間に成立する所定の関係式に基づいて、前記劣化率の計算値から異種ガスの濃度を算出する。そして、算出された異種ガスの濃度を所定の限界値と比較して、異種ガスの混入を判定する。
請求項(抜粋):
異なる平衡水素圧力を有する水素吸蔵合金を充填した容器間を水素配管で接続し、該水素配管を介して前記容器間で水素を移動させることにより、各容器で発生する熱を利用する熱利用システムにおいて、該熱利用システムに混入する異種ガスを検知する装置であって、一方の容器から他方の容器への有効水素移動量を測定する測定手段と、有効水素移動量の測定データから、有効水素移動量の初期設定値を基準とする有効水素移動量の劣化率Rを算出する第1の演算手段と、有効水素移動量の劣化率Rと異種ガスの濃度cとの間に成立する所定の関係式に基づいて、前記劣化率の計算値から異種ガスの濃度を算出する第2の演算手段と、算出された異種ガスの濃度を所定の限界値と比較して、異種ガスの混入を判定する異常判定手段とを具えている熱利用システムにおける異種ガス検知装置。

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