特許
J-GLOBAL ID:200903091691589960

信号追尾方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-268545
公開番号(公開出願番号):特開平8-129060
出願日: 1994年11月01日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 雑音に影響されることなく、狭帯域信号の追尾を行い、追尾精度を向上させる。【構成】 音響アレイセンサ2により、未知の目標1からの狭帯域信号S1 を少しずつ異なる方位を指向する複数個の受波ビームによって受波する。周波数分析器3-iにより、各受波ビームBi の受波信号の周波数空間上の信号強度分布S3-iを各サンプル時刻ごとに求める。記憶装置4-iにより、周波数空間上の信号強度分布を記憶する。ニューラルネットワーク5により、時刻×周波数空間上の信号強度分布からサンプル周波数の近傍の部分を取り出して、未知の目標1からの狭帯域信号による直線または曲線のパターンが存在するか判定する。目標管理装置6により、狭帯域信号の周波数、及び方位を追尾する。ピーク検出器7により、目標1の精測方位、及び精測周波数を検出する。
請求項(抜粋):
異なる方位に対する指向性を持つ複数の受波ビームを用いて所定の連続した範囲の方位を監視し、前記各受波ビームに対して、サンプル時刻、及びサンプル周波数毎に、受波した信号の周波数分析を行い周波数空間の信号強度の分布を算出し、前記周波数空間の信号強度の分布に基づいて、方向性をもって到来する狭帯域信号の周波数と到来方位を時間的に継続して測定する信号追尾方法において、前記各受波ビームに対して、前記周波数空間の信号強度の分布における前記サンプル周波数の近傍に直線または曲線のパターンが存在するかをニューラルネットワークを用いて判定するパターン判定処理と、前記ニューラルネットワークの出力の、方位及び周波数空間での分布から極大点を検出する極大点検出処理と、前記極大点検出処理により検出された極大点が時間的に継続して出現し、かつ、それらの極大点の方位、及び周波数が近接している場合を検出することにより、狭帯域信号の周波数、及び方位を追尾する狭帯域信号追尾処理とを、施すことを特徴とする信号追尾方法。
IPC (3件):
G01S 3/802 ,  G01S 3/808 ,  G06F 15/18 550

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