特許

J-GLOBAL ID：200903091700328881

電動車椅子の操作装置

発明者： 百瀬 明彦
出願人/特許権者： スズキ株式会社
代理人 (1件)： 藤本 英介 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-280390
公開番号（公開出願番号）：特開2002-085471
出願日： 2000年09月14日
公開日（公表日）： 2002年03月26日
要約：

【要約】【課題】 操縦者が要求する種々の走行状況に合わせて手元で操作レバーに対する反応速さを自由に設定速度および走行モードを切換え可能にして、各種の走行状況に応じて走行状態を最適に設定できる電動車椅子の操作レバー装置を提供する。【解決手段】 電動車椅子において、操作ボックス3の操作レバー2の傾動操作信号を検知して傾動方向および量から制御装置が目標回転半径および目標走行速度を演算し、後2輪の駆動モーター7、7に回転速度の指令を出して目標回転半径および目標走行速度になるように制御するメインコントローラー5を有し、操作ボックス3から露出している部分に、操作レバー3の操作に対する駆動モーター7、7の反応速さを前記制御部に設定変更可能な走行モード切換えスイッチ11を設けた。

請求項（抜粋）：

駆動輪である後2輪の回転速度を各々独立して制御可能に構成され、左もしくは右に旋回するときは、駆動輪の回転速度差を生じさせことで、旋回を開始し、回転速度差の比率で回転半径が変化するようになっている電動車椅子において、操作ボックスの制御レバーの傾動操作信号を検知して傾動方向および量から制御装置が目標回転半径および目標走行速度を演算し、後2輪の駆動モーターに回転速度の指令を出して目標回転半径および目標走行速度になるように制御する制御部を有し、操作ボックスから露出している部分に、操作レバーの操作に対する駆動モーターの反応速さを前記制御部に設定変更可能な走行モード切換えスイッチを設けたことを特徴とする電動車椅子の操作装置。