特許
J-GLOBAL ID:200903091701981287

花粉検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 角田 嘉宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-039381
公開番号(公開出願番号):特開平5-240768
出願日: 1992年02月26日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【目的】 前処理及び顕微鏡による目視計数が不要で、しかも測定すべき場所でリアルタイムに花粉を検出することができる花粉検出器を提供する。【構成】 発光ダイオード11から発せられ偏光フィルター13を透過した光を、レンズ12によって検出点Fに入射光として集光させる。検出点Fに集光した偏光は、ヒーター22,23の上昇気流に含まれている浮遊粒子によって散乱され、偏光解消作用を受ける。前方散乱光の入射光偏光方向と同方向の偏光強度を偏光フィルター17及びレンズ18を介してフォトトランジスタ19で測定し、側方散乱光のうち、入射光の偏光方向に直角方向の偏光強度を偏光フィルター14及びレンズ15を介してフォトトランジスタ16で測定する。フォトトランジスタ19の信号から所定範囲の大きさの浮遊粒子を選別し、更にフォトトランジスタ16の信号から偏光解消度の大きい粒子を選別して花粉粒子を検出する。
請求項(抜粋):
空中の浮遊粒子のうち花粉粒子のみを検出する花粉検出器であって、所定方向に偏光した入射光を前記浮遊粒子に照射する偏光光源部と、前記浮遊粒子による散乱光を受光して該浮遊粒子の粒子径を表す信号を出力する散乱光強度測定部と、前記散乱光を受光して該散乱光の偏光解消度を表す信号を出力する偏光解消度測定手段と、前記偏光解消度を表す信号と前記粒子径を表す信号とに基づいて、粒子径が所定範囲内にあり且つ偏光解消度が所定値より大きい浮遊粒子を花粉粒子として検出する判別手段とを備えたことを特徴とする花粉検出器。
IPC (3件):
G01N 15/14 ,  G01N 21/21 ,  G01N 21/47

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