特許
J-GLOBAL ID:200903091707560550

内燃機関のシリンダライナの潤滑構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 昌久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-311381
公開番号(公開出願番号):特開平10-141035
出願日: 1996年11月06日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 ピストン行程の適宜期間毎に間歇的に短期間に注油した場合においても、潤滑油がシリンダ内に飛び出すことがなくなり、ピストンヘッドに付着したり、燃焼ガスにさらされて燃えてしまうことがなくなり、潤滑油が有効に使われる内燃機関のシリンダライナの潤滑構造を提供する。【解決手段】 図1,図3に示す如く、注油穴b、b1の開口部e,e1を、シリンダ内の空間に向けず、穴g1又は油溝c,c1の壁面に向けているため、吐出された潤滑油は、一旦穴g1又は油溝c,c1の壁面に衝突する。このため、潤滑油の流速は減衰し、慣性力でシリンダ内の空間に飛び出すことがなくなる。
請求項(抜粋):
ピストン行程の適宜期間にシリンダライナに注油を行なうタイミング注油方式を用いてなる内燃機関において、シリンダライナの注油穴を、シリンダライナの内壁に直接開口することなく、シリンダライナ内壁に設けられた穴又は油溝に開口し、かつ該注油穴開口を前記穴又は油溝の壁面と対峙して開口させたことを特徴とするシリンダライナの潤滑構造。

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