特許
J-GLOBAL ID:200903091707593386

官能性末端基を有するイソブチレン系ポリマーの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-106287
公開番号(公開出願番号):特開平7-292038
出願日: 1994年04月22日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【目的】?@副反応の少ない、分子量分布の狭いポリマーを得る、?A重合速度を低下させ、除熱可能なレベルの発熱量に抑制する、?Bモノマー濃度を上げること。【構成】(A)イソブチレンを含有するカチオン重合性モノマー、(B)式(1)の有機化合物:〔式中、Xはハロゲン原子、RO-基またはRCOO-基(Rは1価の有機基)、R3 は多価芳香環基または多価脂肪族炭化水素基、R1 、R2 は水素原子または1価の炭化水素基。nは1〜6。〕、(C)溶媒および(D)ルイス酸を用いて、0.10≦(A*)/{((A*)+(C*)}≦0.50〔式中、(A*)および(C*)は、それぞれ(A)成分、(C)成分の、-20°C、常圧での体積。〕かつ2.70≦(C#)≦0.50〔式中、(C#)は、(C)成分の、23°Cでの誘電率。〕で表される範囲に重合を行い、第3級ハロゲン基末端イソブチレン系ポリマーを得、ビニル基あるいはイソプロペニル基末端へと末端官能基変換を行う方法。【化1】
請求項(抜粋):
(A)イソブチレンを含有するカチオン重合性モノマー(B)開始剤兼連鎖移動剤である一般式(1):【化1】〔式中、Xはハロゲン原子、RO-基またはRCOO-基(Rは1価の有機基を示す)、R3 は多価芳香環基または置換もしくは非置換の多価脂肪族炭化水素基、R1 、R2 は水素原子または置換もしくは非置換の1価の炭化水素基であり、R1 とR2 は同じでもよく異なっていてもよく、R3 が多価脂肪族炭化水素基の場合には、R1 およびR2 は水素原子ではない。nは1〜6を示す。〕で表される有機化合物、(C)溶媒、および(D)ルイス酸、を必須成分として用いて重合を行うにあたり、(A)成分および(C)成分の組成比が、組成式(1):0.10≦(A*)/{(A*)+(C*)}≦0.50〔式中、(A*)および(C*)は、それぞれ(A)成分、(C)成分の、-20°C、常圧での体積を表す。〕で表される範囲にあり、かつ(C)成分の誘電率が、2.70≦(C#)≦6.00〔式中、(C#)は、(C)成分の、23°Cでの誘電率を表す。〕で表される範囲にあることを特徴とする第3級ハロゲン基末端を有するイソブチレン系ポリマーの製造方法。
IPC (7件):
C08F210/10 MJG ,  C08F 4/16 MFA ,  C08F210/12 MJL ,  C08K 5/03 KEJ ,  C08K 5/06 KEM ,  C08K 5/3432 ,  C08L 23/22 KFB
引用特許:
審査官引用 (17件)
  • 特開平3-174403
  • 特開平3-174403
  • 特開平1-261405
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