特許
J-GLOBAL ID:200903091708491889

メモリアクセス機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹岡 茂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-023738
公開番号(公開出願番号):特開平7-210520
出願日: 1994年01月25日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】 並列計算機全体としての使用可能メモリ容量を必要に応じて大きくし、かつ、アドレス空間を無駄なく活用することにある。【構成】 各プロセッサ(PU)が指定する固定長アドレスに可変長のグローバル(G)/ローカル(L)配分フィールドを設け、該フィールド(F)がLのとき、該アドレスを、各PUが参照する自メモリの固有のL領域のアドレスとし、前記配分FがGのとき、残りのアドレスを、PUのいくつかが所持しかつ相互に参照できるメモリのG領域の内のどのPUに属するG領域かを指定する論理PU番号(これは物理PU番号に変換される)Fと、該Fで指示されるPUの所持するメモリ上のアドレスを指定するオフセットFとし、このアドレスにより自PUのメモリのLあるいはG領域へのアクセス、または他PUのメモリのG領域へのアクセスを実行するメモリアクセスインタフェースを備えている。
請求項(抜粋):
並列計算機システムにおけるメモリアクセス機構であって、固定長のアドレスに可変長のグローバル/ローカル配分フィールドを設け、該フィールドがローカルに設定されたとき、該アドレスを、前記並列計算機システムを構成する個々のプロセッサが参照する自メモリの固有のローカル領域のアドレスとし、前記グローバル/ローカル配分フィールドがグローバルに設定されたとき、残りのアドレスを、前記並列計算機システムを構成するプロセッサのいくつかが所持しかつ相互に参照できるメモリのグローバル領域の内のどのプロセッサに属するグローバル領域かを指定する可変長のプロセッサ番号フィールドと、該フィールドで指示されるプロセッサの所持するメモリ上のアドレスを指定する可変長のオフセットフィールドとし、各プロセッサはメモリアクセスインタフェースを備え、該メモリアクセスインタフェースは、前記グローバル/ローカル配分フィールドの内容を判定する手段と、前記プロセッサ番号フィールドの内容を抽出する手段と、前記オフセットフィールドの内容を抽出する手段と、前記判定の結果がローカルのとき前記ローカル領域のアドレスにより、また前記判定の結果がグローバルで前記抽出した前記プロセッサ番号フィールドの内容が自プロセッサを示すとき前記抽出したオフセットフィールドのアドレスにより自プロセッサのメモリに対するアクセスを開始する手段と、前記判定の結果がグローバルで前記抽出した前記プロセッサ番号フィールドの内容が他プロセッサを示すとき前記抽出したオフセットフィールドのアドレスにより他プロセッサのメモリに対するアクセスを開始する手段を備えることを特徴とするメモリアクセス機構。
IPC (2件):
G06F 15/16 350 ,  G06F 12/02 570
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-204361
  • 特公平5-020776
  • 特開昭56-155465

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