特許
J-GLOBAL ID:200903091722955880

アキシャルピストン型ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-348136
公開番号(公開出願番号):特開平7-189887
出願日: 1993年12月25日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】 ポンプ効率を低下させることなく、脈動による振動,騒音等を防止する。【構成】 上死点側のシリンダ8内に残存した圧油を第2切欠溝20,連通路21,第1切欠溝19を介して下死点側のシリンダ8内に供給すると共に、上死点側のシリンダ8内の圧油を細穴22によってケーシング1内に放出する構成としている。従って、下死点側のシリンダ8内を昇圧して吐出ポート16内の圧油が流入するのを抑制できると共に、上死点側のシリンダ8内を確実に減圧して該上死点側のシリンダ8内の圧油が吸入ポート15内に逆流するのを防止できる。また、上死点側のシリンダ8内の圧油をケーシング1内に放出することにより、該ケーシング1内の摺接部位等を潤滑できる。
請求項(抜粋):
ケーシングと、該ケーシング内に回転自在に設けられた回転軸と、前記ケーシング内に位置して該回転軸と一体に回転するように設けられ、周方向に離間して複数のシリンダが形成されたシリンダブロックと、該シリンダブロックの各シリンダ内に摺動可能に挿嵌され、該シリンダブロックの回転に伴なって軸方向に移動する複数のピストンと、前記ケーシングとシリンダブロックの端面との間に設けられ、前記各シリンダと連通する吸入ポートと吐出ポートとが形成された弁板とからなるアキシャルピストン型ポンプにおいて、前記弁板には、各シリンダのシリンダポートのうち前記吸入ポートの終端側に位置するシリンダポートと吸入ポートとの連通が絶たれたときに該シリンダポートと連通する第1切欠溝と、前記吐出ポートの終端側に位置するシリンダポートと吐出ポートとの連通が絶たれたときに該シリンダポートと連通する第2切欠溝とを設け、該第1切欠溝と第2切欠溝とは連通路を介して常時連通する構成としたことを特徴とするアキシャルピストン型ポンプ。
IPC (3件):
F04B 1/20 ,  F04B 11/00 ,  F04B 53/10
FI (2件):
F04B 21/02 A ,  F04B 21/02 D
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-138277
  • 特開昭58-138277

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