特許
J-GLOBAL ID:200903091724944397

立位型身体組成測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-095588
公開番号(公開出願番号):特開2003-290166
出願日: 2002年03月29日
公開日(公表日): 2003年10月14日
要約:
【要約】【課題】 被検者の筋肉量や骨密度等を精度よく且つ簡便に測定する。【解決手段】 体重計を兼ねた本体部11上の足位置決め部12L,12Rにおいて、踵側に電圧測定用電極14L,14Rを、つま先側に電流供給用電極13L,13Rを設け、両足間に設けた電極保持部20の両側面から突出して踝内側に接触するための測定用電極17L,17Rを配置する。これにより、両下肢部間に電流を流し、それによって身体部位に誘導される電圧を踵及び踝で測定する。これにより、各身体部位の測定値を求める。そして、MRIで予め収集されたデータに基づいた回帰分析により作成された推定式を用いて、インピーダンスの測定値と身長、体重等の身体特定化情報とから筋肉量等の身体組成情報を推定する。
請求項(抜粋):
a)被検者の身体中の測定対象部位のサイズ情報を含む身体特定化情報を取得する身体特定化情報取得手段と、b)前記被検者が立位姿勢を維持するための姿勢維持補助手段と、c)前記被検者の測定対象部位のインピーダンスを測定するために、c1)少なくとも脂肪組織、筋肉組織及び骨組織に対応するそれぞれのインピーダンスを並列に接続したモデルでその身体部位のインピーダンスが近似でき、且つ前記各組織の構成比率及び該構成組織全体と個々の組織との電気的特性が一定であると看做し得るような身体部位毎に人間の全身を分割して構成したモデルに基づいて、1個又は直列接続された複数の前記身体部位から成る測定対象部位のインピーダンスを測定するように被検者の身体に接触される複数個の通電用電極及び複数個の測定用電極と、c2)前記通電用電極を介して少なくとも前記測定対象部位を縦貫する所定周波数の交流電流を流す電流供給手段と、c3)該交流電流によって前記測定対象部位に誘導される電圧を前記測定用電極を用いて測定する電圧測定手段と、c4)該電圧測定値と前記交流電流の電流値とから前記測定対象部位に対応するインピーダンスを算出する演算手段と、を含むインピーダンス測定手段と、d)複数の事前被検者の全身及び/又は各身体部位毎のインピーダンス測定結果と、断層画像が得られる装置を用いて計測・収集された該事前被検者の全身及び/又は各身体部位毎の身体組成基準情報とに基づいて、又は更に該事前被検者の身体特定化情報を加えて作成される推定式を利用し、前記インピーダンス測定手段による測定値と前記身体特定化情報とに基づいて、当該被検者の測定対象部位に対応する又は該被検者の身体全体の身体組成や健康状態に関連した各種情報を推定する推定演算手段と、を備えることを特徴とする立位型身体組成測定装置。
IPC (3件):
A61B 5/05 ,  A61B 10/00 ,  G01G 19/50
FI (3件):
A61B 5/05 B ,  A61B 10/00 V ,  G01G 19/50 Z
Fターム (6件):
4C027AA06 ,  4C027CC00 ,  4C027GG09 ,  4C027KK01 ,  4C027KK03 ,  4C027KK05
引用特許:
審査官引用 (9件)
全件表示

前のページに戻る