特許
J-GLOBAL ID:200903091739114145

ノイズフィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-219721
公開番号(公開出願番号):特開平6-053046
出願日: 1992年07月27日
公開日(公表日): 1994年02月25日
要約:
【要約】【目的】 高周波ノイズを吸収し分布定数的にLとC(インダクタンスとキャパシタンス)を有することができ、小型で一体化して高密度の表面実装を可能にする。【構成】 方形状の誘電体シート10と20との積層体40であって、シート10は1対の辺に接続され別の一対の辺とは絶縁される内部導体11,12とこれらの内部導体間に配置され両導体と電気的に接続され同様に絶縁される蛇行導体15を備える。シート20は内部導体が接続される一対の辺に対応する辺とは絶縁され別の一対の辺に接続される接地導体25を備える。蛇行導体は高周波ノイズに対しインダクタンス成分となるように構成され、シート20を介して内部導体及び蛇行導体と接地導体との間でそれぞれキャパシタンスを形成する。内部導体に接続する一対の信号用電極51,52及び接地導体に接続する接地用電極53,54とを積層体の側面に形成する。
請求項(抜粋):
方形状の第1誘電体シート(10)と前記シート(10)と同形同大の第2誘電体シート(20)とを積層して一体化された積層体(40)を含み、前記第1誘電体シート(10)は、一対の辺に電気的にそれぞれ接続され前記一対の辺とは別の一対の辺に電気的にそれぞれ絶縁される間隔(13,14)を有する第1及び第2内部導体(11,12)と、前記第1及び第2内部導体(11,12)の間に配置され前記第1及び第2内部導体(11,12)に電気的にそれぞれ接続されかつ前記別の一対の辺とは電気的にそれぞれ絶縁される間隔(13,14)を有する蛇行状に形成された蛇行導体(15)とをシート表面にそれぞれ備え、前記第2誘電体シート(20)は、前記第1誘電体シート(10)の第1及び第2内部導体(11,12)が電気的に接続される一対の辺に対応する一対の辺に電気的にそれぞれ絶縁される間隔(23,24)を有しかつ別の一対の辺とは電気的にそれぞれ接続される接地導体(25)をシート表面に備え、前記第1誘電体シート(10)の蛇行導体(15)は、高周波ノイズに対しインダクタンス成分となるように構成され、前記第2誘電体シート(20)を介して前記第1内部導体(11)、第2内部導体(12)、及び蛇行導体(15)と前記接地導体(25)との間でそれぞれキャパシタンスを形成するように構成され、前記積層体(40)の側面に露出した前記第1及び第2内部導体(11,12)にそれぞれ接続する第1及び第2信号用電極(51,52)がこの側面に形成され、前記積層体(40)の別の側面に露出した前記接地導体(25)にそれぞれ接続する接地用電極(53,54)がこの側面に形成されたことを特徴とするノイズフィルタ。
IPC (4件):
H01F 17/00 ,  H01F 15/00 ,  H01G 4/12 346 ,  H01G 4/40 321
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-078119
  • 特開平3-162008

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