特許
J-GLOBAL ID:200903091742337260

液体噴射記録ヘッドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阪本 善朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-177598
公開番号(公開出願番号):特開平11-005310
出願日: 1997年06月18日
公開日(公表日): 1999年01月12日
要約:
【要約】【課題】 ベースプレートと素子基板の位置決めの際に、コレットの加工精度や素子基板の切断精度のバラツキ等の影響を受けることなく高精度の位置補正を可能とし、効率良い位置合わせを可能とする液体噴射記録ヘッドの製造方法。【解決手段】 液体噴射記録ヘッドの実装組立基準となるベースプレート1の上面に接着剤3を塗布した後に、吐出エネルギー発生素子列を有する素子基板2を搬送用コレット7によりベースプレート1上に供給し、次に切欠き8aを設けた位置補正用コレット8で素子基板2を把持した状態で素子基板の両コーナー部2aの位置検出を行ない、目標とする位置からのズレ量を位置補正用コレット8で素子基板2を把持したままベースプレート1側の移動手段10〜12を移動させて微調補正して位置合わせを行ない、その後に接着剤3を硬化させる。高精度の位置合わせと安定した実装を効率良く実現でき、実装タクトを短縮する。
請求項(抜粋):
液体噴射記録ヘッドの実装組立基準となるベースプレートに吐出エネルギー発生素子列を有する素子基板を位置決め貼り合わせ、前記素子基板上の吐出エネルギー発生素子列に対応する液流路溝列を有する天板を前記素子基板に接合して形成する液体噴射記録ヘッドの製造方法において、素子基板をベースプレートに位置決めして貼り合わせる際に、ベースプレート上面に接着剤を塗布した後に、素子基板を第1のコレットにより前記ベースプレート上に供給し、次に第2のコレットを用いて前記素子基板を把持した状態で素子基板の位置検出を行ない、目標とする位置からのズレ量を前記第2のコレットで前記素子基板を把持したまま前記ベースプレート側を移動させて位置合わせを行ない、その後に、接着剤を仮硬化させ、前記第2のコレットの把持を解除することを特徴とする液体噴射記録ヘッドの製造方法。
IPC (2件):
B41J 2/16 ,  B41J 2/05
FI (2件):
B41J 3/04 103 H ,  B41J 3/04 103 B

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