特許
J-GLOBAL ID:200903091743720181

差圧値自動設定機能を備えた粉粒体高圧輸送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢島 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-046298
公開番号(公開出願番号):特開平8-217243
出願日: 1995年02月10日
公開日(公表日): 1996年08月27日
要約:
【要約】【目的】 輸送する粉粒体の性状とか量と云った各種の輸送条件に合せて、補助空気を出力させる設定値を自動的に設定でき、且つ、同時に複数箇所で停滞が生じたり、一定時間補助空気を出力しても停滞が解消されないような場合でも、補助空気の出力を停滞箇所に合理的に行って、これ等の停滞を確実に解消する。【構成】 粉粒体Zを高圧輸送する輸送管4の途中に複数の圧力センサ24A〜24Dを間隔的に設け、これ等各圧力センサ間の差圧が設定値を超えると開閉バルブ25A〜25Cを開いて補助空気供給装置26A〜26Cが停滞箇所に補助空気を出力するように構成した粉粒体高圧輸送システムに、上記の差圧設定値を自動的に算出する差圧設定値算出手段と、上記開閉バルブ25A〜25Cを常に下流側から開くプライオリテイ判定手段と、補助空気をパルス的に供給するパルス式閉塞回避手段を設ける。
請求項(抜粋):
粉粒体を高圧輸送する輸送管の途中に、輸送圧力を検出する複数の圧力センサを輸送管の輸送方向に間隔をあけて取付け、これ等隣接する圧力センサ間の差圧を夫々検出して、この差圧が設定値を超えると差圧コントローラが各圧力センサの間隔ごとに設けた補助空気供給装置の開閉バルブを開いて、設定値を超えた区域に停滞解消用の補助空気を供給するように構成した粉粒体高圧輸送システムに於いて、上記複数の圧力センサのうち、輸送管の最も上流側に設けた圧力センサの検出値をAとし、最も下流側に設けた圧力センサの検出値をBとし、圧力センサの間隔数をCとし、粉粒体の差圧係数をDとした場合に、{(A-B)÷C}×Dの式から求められる基準設定値SOに上記複数の圧力センサの輸送順位係数を夫々掛算することによって、各圧力センサ間の差圧設定値を自動的に算出する差圧設定値算出手段と、この算出手段によって算出された各圧力センサ間の差圧設定値を上述した差圧コントローラのメモリに設定入力する自動設定手段とを備えて成ることを特徴とする差圧値自動設定機能を備えた粉粒体高圧輸送システム。
IPC (2件):
B65G 53/66 ,  B65G 53/16
FI (2件):
B65G 53/66 C ,  B65G 53/16
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る