特許
J-GLOBAL ID:200903091745230742

代替暗号システム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-084703
公開番号(公開出願番号):特開2002-287618
出願日: 2001年03月23日
公開日(公表日): 2002年10月04日
要約:
【要約】【目的】情報セキュリティ技術としての暗号技術に関するものであり、特に、既存ブロック暗号の安全性向上技術に関するものであり、既存暗号の鍵サイズを2倍にし、鍵サイズに応じた安全性を有し、既存暗号と同等以上の安全性を持つことが証明可能でり、既存暗号と互換性を有し、2回の暗号化という最小構成により効率性に優れる暗号システムを提案することを目的とする。【構成】(1)初期設定(2)ユーザu1による暗号化(3)ユーザu2による復号の各ステップを含む暗号装置。【効果】既存暗号の鍵サイズを2倍にし、鍵サイズに応じた安全性を有し、既存暗号と同等以上の安全性を持つことが証明可能でり、既存暗号と互換性を有し、2回の暗号化という最小構成により効率性に優れる暗号システムの構成法を与える。
請求項(抜粋):
K1、K2をそれぞれブロック暗号の秘密鍵とし、、kをブロック暗号の鍵長とし、E、Dをそれぞれブロック暗号の暗号化関数、復号関数とし、mをブロック暗号のブロック長とし、mはkと等しいか、より長いものとし、IVをmビットの初期値とし、a、b、cをそれぞれmビットの任意の値とし、f1、f2を、fi(a, b) = c (i= 1, 2)なる関数とし、g1、g2を、gi(a, fi(a, b)) = b (i= 1, 2)なる関数とし、ユーザu2に対して秘密にデータPを送信したいユーザu1は、IVを生成し、これを格納するメモリ部を有し、IVをユーザu2に通知する通信部を有し、C = f2(E(K1, IV), E(K2, f1(E(K1, IV), P)))を求める演算部を有し、その出力Cを暗号文としてu2に送信する通信部を有し、初期値IVと暗号文Cを受信したユーザu2は、秘密鍵K1、K2を用いて、P = g1(E(K1, IV), D(K2, g2(E(K1, IV), C)))を求める演算部を有し、その出力として復号文Pを入手し、K1とK2の2つの鍵を使用することと、K2による暗号化関数の入出力値にE(K1, IV)を関与させて暗号化、復号を行うことを特徴とする暗号化方法。
Fターム (2件):
5J104JA03 ,  5J104NA02

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