特許
J-GLOBAL ID:200903091760466205

筒内噴射型火花点火式内燃エンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-200251
公開番号(公開出願番号):特開平11-036976
出願日: 1997年07月25日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 SOHC型にした場合の各構成部品の配置の適正化を図り、吸気効率、燃焼効率が高く且つ小型化可能な筒内噴射型火花点火式内燃エンジンを提供する。【解決手段】 1本のカムシャフト(30)を有したSOHC型の内燃エンジンにおいて、燃焼室(20)内に燃料を直接噴射する噴射弁(22)を設けて筒内噴射可能とし、吸気ポート(44)を、その一端が吸気開口部(40,40)において燃焼室に開口する一方、カムシャフトと吸気弁(50,50)間でシリンダヘッド(4)の頂面に向けて延び且つシリンダ軸線X方向で視て少なくとも一部が吸気弁(50,50)の各頭部とカムシャフトとをそれぞれ最短距離で結ぶ線間の領域を通るよう配設した。
請求項(抜粋):
シリンダヘッドの下面とシリンダ内に嵌挿されたピストンの頂面との間に形成され、前記シリンダヘッドの下面にシリンダ軸線を含む平面を挟んで一側に位置する吸気開口部と他側に位置する排気開口部とを有する燃焼室と、前記燃焼室内に燃料を直接噴射する噴射弁と、前記燃焼室に臨むよう前記シリンダヘッドに設けられた点火栓と、一端が前記吸気開口部と連通するとともに、前記シリンダヘッド内を該シリンダヘッドの上面に向かって延びる吸気ポートと、一端が前記排気開口部と連通するとともに、前記シリンダヘッド内を該シリンダヘッドの側面に向かって延びる排気ポートと、前記吸気開口部を開閉する弁本体及び該弁本体と一体に設けられた軸部を有し、前記吸気ポートから前記燃焼室内への吸気の連通と遮断とを行う吸気弁と、前記排気開口部を開閉する弁本体及び該弁本体と一体に設けられた軸部を有し、前記平面を挟んで前記吸気弁と略対称に位置して前記燃焼室内から前記排気ポートへの排気の連通と遮断とを行う排気弁と、前記吸気弁及び前記排気弁をそれぞれ開閉駆動させるカム部を有し、前記平面に略平行に延びて前記シリンダヘッドに軸支された1本のカムシャフトとを備え、前記吸気開口部及び前記排気開口部は、前記平面に沿いそれぞれ2個の開口部を有するとともに、前記吸気弁及び前記排気弁は、前記2個の開口部に対応して前記軸部が互いに略平行になるよう設けられた2個の弁部材からなっており、前記吸気ポートは、前記シリンダ軸線方向から視て少なくとも一部が前記吸気弁及び排気弁のいずれか一方の2個の弁部材の各軸部の先端と前記カムシャフトとをそれぞれ最短距離で結ぶ線間の領域を通って延びていることを特徴とする筒内噴射型火花点火式内燃エンジン。
IPC (5件):
F02F 1/24 ,  F01L 1/12 ,  F02B 23/08 ,  F02B 23/10 ,  F02F 1/42
FI (7件):
F02F 1/24 F ,  F01L 1/12 C ,  F02B 23/08 S ,  F02B 23/10 D ,  F02B 23/10 M ,  F02F 1/42 F ,  F02F 1/42 B

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