特許
J-GLOBAL ID:200903091762345375

運動調整バイオフィードバック装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山崎 行造 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-501994
公開番号(公開出願番号):特表平8-511448
出願日: 1994年06月06日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】面の組み合わせ体上の患者が運動、特に、ステップアップ、ステップダウン、階段の登り降り、着座状態から起立したり、座ったりする運動を行う間に、バランス保つ上で重要な調和、力、及び速度の技量を評価し、バイオ(生化学的)フィードバック訓練を行う装置と方法を提供する。装置は力検出プレート(12)を有する。力検出プレート(12)はその検出区域、すなわちその頂面に印加される力を測定し、その測定値を表す出力信号を伝達する。複数個の支持面(11)が力検出プレート(12)の検出区域に関して特定の位置に取り付けられていて、患者が支持面に及ぼした実質的に全ての力が検出区域に伝達されるようになっている。その複数個の支持面(11)は、ステップ、階段やシートを形成する。データプロセッサー(14)が力検出プレート(12)からの出力信号を受信し、患者が支持面(11)に及ぼした力の位置と規模の量を計算する。バイオフィードバック訓練を行うために、計算装置が計算した力の位置と規模の量と、運動目標に関する付加的な量をディスプレーするディスプレー装置が設けられ、それによって患者は運動課題を遂行しながらそれらの量を見ることができる。
請求項(抜粋):
1 面の組み合わせ体上の患者が運動を行う間に、バランス保つ上で重要な調和、力、及び速度の技量を評価し、バイオ(生化学的)フィードバック訓練を行う、運動調整訓練バイオ(生化学的)フィードバック装置において、 検出区域を有し、前記検出区域に及ぼされた力を測定し、その測定値を表す出力信号を伝達する力検出装置、 前記検出区域に関して特定位置に取り付けられる複数個の支持面であって、患者によって前記支持面及にぼされる実質的に全ての力を前記検出区域に伝達するようにする支持面、 前記力検出装置からの出力信号を受信して、前記支持面上の患者が及ぼした力の位置と規模の量を計算する計算装置、及び 前記計算装置が計算した力の位置と規模をディスプレーするとともに運動目標に関する付加的な量をディスプレーするディスプレー装置を癌の有することを特徴とする運動調整訓練バイオフィードバック装置。2 請求の範囲1記載の運動調整訓練バイオフィードバック装置において、前記支持面には患者がその身体の一部分を置くべき位置を表示するためにマークが付されていることを特徴とする運動調整訓練バイオフィードバック装置。3 請求の範囲1記載の運動調整訓練バイオフィードバック装置において、前記力検出装置は力板であり、前記複数個の支持面は前記力板の頂面と、前記力板の頂面の区域の一部分と共平面をなす単一面を有することを特徴とする運動調整訓練バイオフィードバック装置。4 請求の範囲1記載の運動調整訓練バイオフィードバック装置において、前記力検出装置は力板であり、前記複数個の支持面は相互に重なり合わない一連の階段状の面であり、前記面は互いにかつ前記力板の頂面と共平面内に置かれ、前記面は前記力板の頂面から上方に向けてその距離が漸進的に大きくなっていくことを特徴とする運動調整訓練バイオフィードバック装置。5 面の組み合わせ体上の患者が運動を行う間に、バランス保つ上で重要な調和、力、及び速度の技量を評価する運動評価装置において、 検出区域を有し、前記検出区域に及ぼされた力を測定し、その測定値を表す出力信号を発出する力検出装置、 前記検出区域に関して特定位置に取り付けられる複数個の支持面であって、患者によって前記支持面及にぼされる実質的に全ての力を前記検出区域に伝達するようにする支持面、及び 前記力検出装置からの出力信号を受信して、前記支持面上の患者が及ぼした力の位置と規模の量を計算する計算装置を含有する事を特徴とする運動評価装置。6 複数個の支持面上の患者が運動を行う間に、バランス保つ上で重要な調和、力、及び速度の技量を評価する運動評価方法において、 複数個の支持面にして前記支持面に及ぼされた力を測定し、その測定値を表す出力信号を伝達する支持面を提供する段階、 前記測定値を表す出力信号を伝達する段階、 患者の身体の一部、又はそれ以上の部分を少なくとも前記支持面の1個に接触させた初期位置に患者を位置させる段階、 前記支持面に接触させている身体の部分を上昇させて、同部分を前記支持面中の他の支持面上に置く運動を行うように患者を訓練する段階、 前記運動を行う間に前記力板から連続的に送信されてくる出力信号を受信する段階、及び 前記出力信号を連続的に処理して、前記支持面に接触させている患者の身体の部分が及ぼす力の量を測定する段階を含有することを特徴とする運動評価方法。7 複数個の支持面上の患者が運動を行う間に、バランス保つ上で重要な調和、力、及び速度の技量を評価し、バイオ(生化学的)フィードバック訓練を行う、運動訓練方法において、 力板上に取り付けられた複数個の支持面にして前記支持面に及ぼされた力を測定し、その測定値を表す出力信号を伝達する支持面を提供する段階、 前記測定値を表す出力信号を伝達する段階、 患者の身体の一部、又はそれ以上の部分を少なくとも前記支持面の1個に接触させた初期位置に患者を位置させる段階、 前記支持面に接触させている身体の部分を上昇させて、同部分を前記支持面中の他の支持面上に置く運動を行うように患者を訓練する段階、 前記運動を行う間に前記力板から連続的に送信されてくる出力信号を受信する段階、 前記出力信号を連続的に処理して、前記支持面に接触させている患者の身体の部分が及ぼす力の量を測定する段階、 測定された量中の1個、又はそれ以上の量を連続的にディスプレーする段階、及び 運動目標に関する1個、又はそれ以上の量をディスプレーする段階を含有することを特徴とする運動評価方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特許第4986534号
  • 特開平2-102651

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