特許
J-GLOBAL ID:200903091766096230

モータの速度制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梁瀬 右司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-090239
公開番号(公開出願番号):特開平10-271873
出願日: 1997年03月25日
公開日(公表日): 1998年10月09日
要約:
【要約】【課題】回転軸に駆動力を付与するモータを安定して速度制御できるようにする。【解決手段】速度検出部20により主モータの速度に比例した数の検出パルスを出力し、速度検出部20からの検出パルスを、パルス入力部21を介してゲート方式の導出部22に入力する。導出部22により、検出パルスを一定のゲート時間だけ取り込んでそのパルス数をカウントし、主モータ1の速度を導出し、前回の導出速度に対する今回の導出速度の増減を増減検出部23により検出する。増減検出部23の検出結果が増加のときにカウンタ24のカウント値を“1”インクリメントし、減少のときに“1”デクリメントし、判定部25により、そのカウント値が下側基準値“1”及び上側基準値“3”であるときだけゲート27を開放して演算部26に導出部22による今回の導出速度を取り込み、従モータの新たな速度設定値の演算を行い、速度設定値の設定変更を行う。
請求項(抜粋):
モータにより回転軸に駆動力を付与すべく、前記回転軸の回転に関連して移動若しくは回転する可動体の移動若しくは回転の速度に応じて前記モータの速度を制御するモータの速度制御装置において、前記可動体の速度に比例した数の検出パルスを出力する速度検出部と、定期的に前記速度検出部からの前記検出パルスを一定のゲート時間だけ取り込んでそのパルス数をカウントし前記可動体の速度を導出する導出部と、前記導出部により導出された前回の導出速度に対する今回の導出速度の増減を検出する増減検出部と、動作開始時に初期リセットされ前記増減検出部による検出結果が増加のときにカウント値を“1”インクリメントし減少のときに“1”デクリメントするカウンタと、前記導出部による今回の導出速度に基づき前記モータの速度設定値の設定を行い前記カウント値が下側基準値及びこの下側基準値とは少なくとも2以上の差を有する上側基準値であるときに前記モータの速度設定値の設定変更を行う設定部と、前記モータの速度が前記設定部により設定された速度設定値になるように前記モータを制御する制御部とを備えていることを特徴とするモータの速度制御装置。

前のページに戻る