特許
J-GLOBAL ID:200903091780195380

遅延広がりの補償を備えたスプレッドスペクトル符号パルス位置変調受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 正夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-308032
公開番号(公開出願番号):特開平8-265297
出願日: 1995年11月28日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 無線チャネルの遅延の広がりによる記号間干渉又はチップ間干渉を防止する。【解決手段】 受信したスプレッドスペクトル符号パルス位置変調信号は、復調器520でI信号、Q信号に分離され、それぞれ相関器540,545を経て複素チャネル調節器550,555に加えられる。調節器によって遅延の広がりを補償されたI,Q信号は、主ローブの符号及び位置の識別のため分析される。暫定記号推定器を形成する8位置レジスタ560,565及び判定デバイス570によってサンプリング及び格納後、主ローブの符号、位置を最も大きな振幅値から選択し、8ビット2信号に翻訳する。これらのレジスタ、判定器を含む回路は、各可能な記号値に、所定記号期間に属する直交チャネル上の信号間の残留結合に帰因するクロスレール又はバイアス効果を考慮して、重みを割り当てる。
請求項(抜粋):
通信チャネルを横断して伝送された複数の情報記号を受信するための装置であって、前記の各記号がある与えられた一つの記号期間内に伝送された複数のビットを運び、前記の各記号が前記の関連する記号期間内に伝送される第一及び第二のスプレッドスペクトル符号パルス位置変調信号を使用して符号化され、前記の通信チャネルが遅延広がり特性を示し、前記の遅延広がりのために、ある与えられた一つの記号期間内での、前記の第一と第二のスプレッドスペクトル符号パルス位置変調信号の間の残留結合が起こり、さらに、前記遅延広がりのために、第一の記号期間内に伝送された第一の記号と関連するエネルギが一つ或は複数の隣接する記号期間内に分散し、前記の受信機装置が:前記のスプレッドスペクトル符号語に整合されたフィルタ;前記の通信チャネルの前記の遅延広がり特性に整合されたフィルタ;及び各記号の値を推定するために前記の整合フィルタの出力をサンプリングするための暫定記号推定器を含み、前記の推定演算によって前記の記号の可能な各値に重みが割り当てられ、前記の各重みが前記の第一と第二のスプレッドスペクトル符号パルス位置変調信号間の前記の残留結合の影響を考慮に入れ;前記の受信機装置がさらに前記の暫定記号推定器によって割り当てられた前記の重みを前記の記号値に対する最終的な推定値を割り当てるために評価するためのモードシフタを含み、前記の最終推定値選択動作が前記の一つ或は複数の隣接する伝送された記号が互いに与える影響を考慮に入れることを特徴とする受信機装置。
IPC (2件):
H04J 13/00 ,  H04L 27/22
FI (2件):
H04J 13/00 Z ,  H04L 27/22 Z

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