特許
J-GLOBAL ID:200903091780276224

モノクロメータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 浅村 皓 ,  浅村 肇 ,  山本 貴和 ,  岩本 行夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-567788
公開番号(公開出願番号):特表2004-525363
出願日: 2001年02月23日
公開日(公表日): 2004年08月19日
要約:
広帯域光信号から狭帯域光信号を分離または再結合するためのモノクロメータ装置を提案する。この装置は、分散性媒体の回転対称性本体を有する。その最も単純な形で、この本体は、連続する外壁および二つの平面端面を備える円筒である。この外壁は、その代りに多角形断面を有してもよい。この本体は、多重反射空洞を形成し、この空洞に平面端面から外壁に対してある入射角で入る広帯域光信号は、この外壁から繰返し全内反射される。スペクトル成分が出られるようにするために、少なくとも一つの出口点がこの外壁に設けてある。再結合するためには、狭帯域光信号を外壁上の異なる位置でこの本体の中へ結合して平面で収斂する実質的に螺旋路で伝播する。この装置は、分散性媒体中の伝播路を比較的コンパクトな空間で長くすることを可能にする。この装置は製造が簡単である。それは挿入損失も低く、機械的な可動部品がなく、微細調整または特別に慎重な取扱いを要しない。
請求項(抜粋):
分散性媒体で作った本体(1)を有し、広帯域光信号から少なくとも一つのスペクトル成分を分離するためのモノクロメータ装置に於いて、前記本体が軸(10)周りに回転対称性を有しおよび前記軸と平行に広がり且つ囲む外壁(30)によって制限された閉多重反射空洞を形成し、前記本体が更に、広帯域光信号を前記外壁(30)に対してある入射角で前記空洞に入れて前記光信号が全内反射して前記本体内で実質的に螺旋形の伝播路を描くようにするために、前記軸に垂直な平面端面(20)を含み、および広帯域光信号のスペクトル成分を前記空洞内から出すために、前記外壁(30)上の全内反射点に対応する位置に少なくとも一つのスペクトル成分出口点(40)を備えることを特徴とするモノクロメータ装置。
IPC (1件):
G01J3/14
FI (1件):
G01J3/14
Fターム (3件):
2G020CC14 ,  2G020CC16 ,  2G020CC49
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭57-152389
  • 特開昭63-157123
  • 特開昭50-093445
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