特許
J-GLOBAL ID:200903091788875453

エンジンの燃料供給装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-131296
公開番号(公開出願番号):特開平5-321795
出願日: 1992年05月25日
公開日(公表日): 1993年12月07日
要約:
【要約】【目的】 低負荷運転領域における成層化の促進を図ることにより着火性、燃焼安定性の向上を図り、良好なリーンバーンを達成するとともに、高負荷運転領域におけるミキシングの向上を図り、全体として燃費改善を図る。【構成】 燃焼室6にP吸気ポート8およびS吸気ポート9を独立して開口させる。S吸気ポートに低負荷運転領域で閉じる開閉弁19を設ける。P吸気ポートに噴射中心軸Xを点火プラグ7近傍に指向させた燃料噴射弁17を設ける。燃料噴射弁への燃料供給を低負荷運転領域でリーン領域の空燃比に設定し、高負荷運転領域でリッチ領域の空燃比に設定する空燃比設定手段27を設ける。リーン領域で燃料噴射弁の噴霧角を、リッチ領域からリーン領域への変換に同期してリッチ領域より小さくする噴霧角変更手段20を設ける。
請求項(抜粋):
エンジンの燃焼室に、この燃焼室にスワールを生成させるスワール生成用のP吸気ポートと、S吸気ポートとが互いに独立して開口され、P吸気通路がP吸気ポートを介して連通され、かつ、S吸気通路がS吸気ポートを介して連通されており、上記S吸気通路に低負荷運転領域で閉じる開閉弁が設けられているエンジンの燃料供給装置において、P吸気通路およびS吸気通路の内のP吸気通路に設けられ、かつ、噴射中心軸が上記燃焼室におけるP吸気ポートの開口部の中心位置より上記燃焼室の略中心部に配置された点火プラグ寄りに指向するように配置された燃料噴射弁と、理論空燃比よりもリーン側の空燃比で燃料供給が行われるリーン領域を上記開閉弁が閉状態となる低負荷運転領域に設定し、かつ、上記理論空燃比よりもリッチ側の空燃比で燃料供給が行われるリッチ領域を上記開閉弁が開状態となる他の運転領域に設定する空燃比設定手段と、上記空燃比設定手段により設定されたリーン領域で、上記燃料噴射弁の噴射中心軸を中心として燃料が拡散される範囲の内角である噴霧角をリッチ領域における噴霧角よりも小さくする噴霧角変更手段とを備えていることを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
IPC (8件):
F02M 69/04 ,  F02B 17/00 ,  F02B 31/02 ,  F02D 41/02 325 ,  F02D 41/04 305 ,  F02D 45/00 301 ,  F02M 69/00 360 ,  F02P 13/00 303

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