特許
J-GLOBAL ID:200903091794073393

エレベータの安全装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-163025
公開番号(公開出願番号):特開平10-007350
出願日: 1996年06月24日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 エレベータのブレーキはかごの停止位置を保持するために用いられるので、一般にブレ-キトルクは強めに調整されている。このためブレーキを非常停止装置として用いる場合、そのブレーキトルクが許容値を越えてしまうので駆動シーブと主索との間に滑りが生じ、制動の役目を果たさず、且つ、シーブ溝、主索を磨耗させる。この滑りを無くし、安定した制動能力の確保が望まれる。【解決手段】非常停止時に、シーブの周速と主索の速度を比較し、シーブ周速が主索の速度を下回ったときブレーキを解放し、シーブが主索速度と同期したらブレーキを再作動させる。
請求項(抜粋):
巻上機シーブにかごとつり合いおもりを連結する主索をつるべ式に吊り下げて昇降するかごが過速度走行となったとき、ブレーキシュウをシーブ側に押付けてシーブを制動する巻上機ブレーキにより非常制動して、前記かご速度を昇降路のバッファの定格速度まで減速する強制減速装置を用いたエレベータの安全装置において、前記非常制動中に前記シーブの周速度が前記主索の速度を下回ったら巻上機ブレーキを解放し、シーブ周速度が主索の速度に同期したら、再びブレーキを作動させる油圧アクチュエータ装置を設けた強制減速装置を特徴とするエレベータの安全装置。
IPC (4件):
B66B 11/08 ,  B66B 1/32 ,  B66B 5/02 ,  B66B 5/12
FI (4件):
B66B 11/08 G ,  B66B 1/32 ,  B66B 5/02 W ,  B66B 5/12 B

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