特許

J-GLOBAL ID：200903091795176870

液晶表示素子の製造方法

発明者： 星野 修
出願人/特許権者： 株式会社東芝
代理人 (1件)： 大胡 典夫 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-066948
公開番号（公開出願番号）：特開平11-264978
出願日： 1998年03月17日
公開日（公表日）： 1999年09月28日
要約：

【要約】【課題】 配向膜のラビングの不均一により、液晶表示素子の液晶組成部の液晶分子の配列、配向が不均一となるのを防止し、大画面、高精細な液晶表示素子の表示品位の向上及び、生産性の向上を図る。【解決手段】 アレイ基板12或いは対向基板13に配向膜17、23を塗布後、第1及び第2の加熱手段28a、28bにて温度勾配を設けて加熱すると共に、送風機32にて配向膜17、23表面に温度勾配と同方向の気流を形成する乾燥装置31により配向膜17、23を温度勾配方向に徐々に乾燥する。これにより配向膜17、23内に生じる対流及び配向膜17、23表面の気流により配向膜17、23の分子鎖を温度勾配方向に並ぶ構造とし、配向膜17、23自身に液晶組成物16の液晶分子を配向させるための配向規制力を持たせ、ラビング条件の変動に拘わらず、その配向欠陥を補償し、TFT-LCD10の配向結果が原因の表示欠陥を防止する。

請求項（抜粋）：

絶縁性基板上に電極及び配向膜を有して成る一対の電極基板を所定の間隙を隔てて対向し、前記間隙に液晶組成物を封入して成る液晶表示素子の製造方法において、前記絶縁性基板に前記電極を形成後、前記配向膜を塗布する工程と、前記塗布された配向膜を所定方向に温度勾配を設けて加熱する工程とを具備する事を特徴とする液晶表示素子の製造方法。