特許
J-GLOBAL ID:200903091802210222

逆充電検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小堀 益
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-020118
公開番号(公開出願番号):特開平6-237532
出願日: 1993年02月08日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】【構成】 自家用発電設備(21)と電力供給系統側(1)との中間位置に検出用インピーダンス負荷部(42)を接続し、この検出用インピーダンス負荷部を交流電圧零クロス点を基準として一定時間後に半サイクル以下の一定時間幅だけ周期的に投入するようにして自家用発電設備(21)側の負荷を変動させ、前記検出用インピーダンス負荷部(42)の接続点(32)の電圧を検出し、その変化量によって電力供給系統(1)の電源喪失状態を判定し、自家用発電設備から電力供給系統側への逆充電の状態を検出するようにした逆充電検出装置。【効果】 自家用発電設備と自家用負荷の負荷電力とがバランス状態にあるような場合でも確実に逆充電の防止ができる、検出用インピーダンス負荷部の損失を十分に低減できる。接続点の電圧の落ち込みを正帰還的に増大させることができ、確実にが逆充電の防止ができる。検出の信頼性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
自家用発電設備(21)と電力供給系統側(1)との中間位置に接続されたスイッチ部(41)及び検出用インピーダンス負荷部(42)と、その接続点(32)の交流電圧を検出する電圧検出部(45)と、前記スイッチ部(41)を前記接続点(32)の交流電圧の零クロス点を基準として一定時間後に一定期間だけ前記交流電圧の1周期より大きい周期毎にオン・オフさせる手段と、前記電圧検出部(45)により検出される電圧の前記スイッチ部(41)がオフの時とオンの時の変化量の割合を演算する演算部(46)と、この演算部(46)の演算結果と第1基準値及び第1基準値より大きい第2基準値とを比較判別する判別部(47)とを備え、前記判別部(47)は前記演算部(46)の演算結果が前記第1基準値より大きい場合に前記スイッチ部(41)を前記交流電圧の1周期毎にオン・オフさせる手段を有し、前記演算部(46)の演算結果が前記第2基準値より大きい場合に電力供給系統側(1)の電源喪失状態と判定して自家用発電設備(21)から電力供給系統側(1)への逆充電状態を検出する手段を有することを特徴とする逆充電検出装置。

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