特許
J-GLOBAL ID:200903091809272851

パイプ内曝気装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-317235
公開番号(公開出願番号):特開2001-107845
出願日: 1999年10月04日
公開日(公表日): 2001年04月17日
要約:
【要約】【課題】水中へ放出する以前に圧送途上のパイプ内等で富容存酸素水として、水中の必要な場所に放流するとともに、従来の水中へ直接放気の曝気もできる、箇単な機種で、維持管理も容易で費用も小さいパイプ内曝気装置を提供する。【手段】気液を共に同一のパイプで圧送するポンプ(仮称、「気液ポンプ」)を使用して、圧送途上のパイプ内壁部に凹凸部を、または、パイプ内部に気液接蝕材を設けて気液を共に交互または混合状態で通過させ、圧送パイプ内で曝気効果を高め富容存酸素水化した後、水中に放出する、必要に応じて圧送パイプ内に気液分離装置を設けて気液を分離して気液のどちらか単独で水中に圧送し、液体のみの場合は水底域等の必要な場所へ、気体のみの場合は従来と同様の水中での気泡放出の曝気に使用して各種の水質浄化等に使用するパイプ内曝気装置。
請求項(抜粋):
内部が空洞状の回転軸1をほぼ水平にして、回転軸1を軸にしてパイプ20を巻いて連通したリング状流路2を形成したパイプ巻体3を回転軸1と一体に回転可能にして水面近くに設置し、回転軸1に軸受4を取付けて、パイプ巻体3のパイプ20の一端を気体と液体を流入させる気液流入口5としパイプ巻体3の最終のリング状流路2から延伸させて回転圧送管6として、回転軸1の空洞状の内部を通過させてパイプ20の他端を回転軸1と同軸の接続機器7の一端に接続する、接続機器7の他端には気液圧送管8の一端を接続し気液圧送管8の他端を放出口9とし、駆動源10によってパイプ巻体3を回転させて気液流入口5を回転毎に水没させて気体と液体を交互に気液流入口5から汲み込んで、各リング状流路2内の前後に水位を形成させた封水状態11とし、封水状態11を維持する速度でパイプ巻体3を回転させて回転毎に封水状態11を1リングづつ前進させ各リング状流路2内の前後の水位に水位差12を形成させ内部圧力を起こさせて順次累積させ最終のリング状流路2で最高圧力となり、最終のリング状流路2を通過後は封水状態11を解消させて回転圧送管6から回転軸1の空洞状の内部を通過して接続機器7に至り接続機器7から回転しない気液圧送管8を経て放出口9から水中13に放出し、気体と液体が共に同一のパイプでパイプ巻体3の気液流入口5から気液圧送管8の放出口9までのパイプ20内を圧送する途上で、気体と液体は混合接触して自動的に溶存酸素を増強させるパイプ内曝気装置。
IPC (3件):
F04B 19/12 ,  B01F 3/04 ,  C02F 3/22
FI (3件):
F04B 19/12 ,  B01F 3/04 B ,  C02F 3/22 Z
Fターム (13件):
3H069AA01 ,  3H069AA05 ,  3H069BB06 ,  3H069CC03 ,  3H069DD42 ,  3H069DD45 ,  3H069EE47 ,  4D029AA00 ,  4D029AB01 ,  4D029BB11 ,  4D029CC07 ,  4G035AB12 ,  4G035AE13
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 気液圧送装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-040971   出願人:株式会社環境工学コンサルタント, 吉岡健
審査官引用 (1件)
  • 気液圧送装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-040971   出願人:株式会社環境工学コンサルタント, 吉岡健

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