特許
J-GLOBAL ID:200903091809344895

無機凝集剤と両性高分子凝集剤を併用する汚泥の脱水方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内山 充
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-078203
公開番号(公開出願番号):特開平7-256300
出願日: 1994年03月24日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【構成】汚泥に無機凝集剤を添加し、pHを5未満にしたのち、(A)ジアルキルアミノエチルメタクリレートの四級アンモニウム塩単位と(B)ジアルキルアミノエチルアクリレートの四級アンモニウム塩単位と(C)(メタ)アクリル酸やそのアルカリ金属塩単位と(D)(メタ)アクリルアミドやそのN-アルキル置換体単位とを特定の配合で含有し、固有粘度が2.0dl/g(30°C、1N-NaNO3)以上である両性高分子共重合体を有効成分とする両性高分子凝集剤を添加して凝集させ、汚泥を脱水する方法。【目的】従来法に比べて大幅に処理量を増やすことができるとともに、低含水率のケーキを得ることができる。
請求項(抜粋):
汚泥に無機凝集剤を添加し、次いで両性高分子凝集剤を添加して凝集させ、機械的に汚泥を脱水させるに当たり、無機凝集剤添加後の汚泥のpHを5未満にしたのち、該両性高分子凝集剤として、(A)一般式【化1】[式中のR<SP>1</SP>は炭化水素基またはヒドロキシアルキル基、R<SP>2</SP>及びR<SP>3</SP>はそれぞれ炭素数1〜4のアルキル基であり、それらはたがいに同一でも異なっていてもよく、(X<SP>1</SP>)<SP>-</SP>は陰イオンである]で表されるカチオン性構成単位と、(B)一般式【化2】[式中のR<SP>4</SP>は炭化水素基またはヒドロキシアルキル基、R<SP>5</SP>及びR<SP>6</SP>はそれぞれ炭素数1〜4のアルキル基であり、それらはたがいに同一でも異なっていてもよく、(X<SP>2</SP>)<SP>-</SP>は陰イオンである]で表されるカチオン性構成単位と、(C)一般式【化3】[式中のR<SP>7</SP>は水素原子又はメチル基、Mは水素原子、アンモニウムイオン又はアルカリ金属イオンである]で表されるアニオン性構成単位と、(D)一般式【化4】[式中のR<SP>8</SP>及びR<SP>9</SP>はそれぞれ水素原子又はメチル基であり、それらはたがいに同一でも異なっていてもよく、R<SP>10</SP>は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基である]で表されるノニオン性構成単位とを必須構成単位とする共重合体であって、組成モル比が0.5≦(B)単位/[(A)単位+(B)単位]<1.0及び(C)単位/[(A)単位+(B)単位]>0.8の関係を満たし、かつ1N-硝酸ナトリウム又は1N-塩化ナトリウム水溶液中、温度30°Cでの固有粘度が2.0デシリットル/g以上である両性高分子共重合体を有効成分とするものを添加することを特徴とする無機凝集剤と両性高分子凝集剤を併用する汚泥の脱水方法。
IPC (5件):
C02F 11/14 ZAB ,  C08F220/06 MLR ,  C08F220/34 MMR ,  C08F220/54 MNC ,  C09K 3/00
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平4-059100
  • 特開平4-322800
  • 特開平2-180700
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