特許
J-GLOBAL ID:200903091809841996

ケーブル貫通部の防水構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 国平 啓次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-084565
公開番号(公開出願番号):特開平9-243832
出願日: 1996年03月13日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 クロージャ等の箱のケーブル貫通部を、本体32,パッキン34,ナット38等からなるシール装置30により防水している場合、従来はパッキン34に硬い(Hs=50程度)ゴム等を用いていた。そのため、防水性を確保するためのケーブル適用範囲が小さく、多種類のパッキンが必要であり、またパッキンを交換する場合は、接続部を切断し、再度ケーブルを挿入する必要があった。【解決手段】 パッキン34の、前部340と後部342を硬質材料とし、中間部344を軟質材料とする。こうすると、中間部344が前部340と後部342により軸方向に圧縮されて内側に張り出し、ケーブル適用範囲は大きくなり、接触面圧も大きくなる。また、パッキン34にスリット346を設けて交換可能にしたとき、柔らかい中間部344の所でスリットの合わせ目の微小隙間が埋るため、この部分からの浸水の心配は無くなる。
請求項(抜粋):
ケーブルが隔壁を貫通する部分にシール装置が施されているケーブル貫通部の防水構造であって、前記シール装置が、前記ケーブルに外嵌めされている本体とゴム又はエラストマーからなるパッキンとナットを有し、前記本体は前記箱に水密に取付けられており、前記パッキンは前記本体にねじ込まれるナットにより軸方向に圧縮されて内面がケーブルに密着するようになっているものにおいて、前記パッキンの、前部と後部が硬質材料からなり、中間部が軟質材料からなっていることを特徴とする、ケーブル貫通部の防水構造。
IPC (3件):
G02B 6/00 336 ,  G02B 6/24 ,  H02G 15/013
FI (3件):
G02B 6/00 336 ,  G02B 6/24 ,  H02G 15/013

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