特許
J-GLOBAL ID:200903091813618681
再循環水入口ノズルの表面改質方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-326581
公開番号(公開出願番号):特開平7-181282
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月21日
要約:
【要約】【目的】再循環水入口ノズルの溶接部内面を改質する方法を提供する。【構成】原子炉圧力容器内に設置されている蒸気乾燥器、シュラウドヘッド兼気水分離器およびエルボを順に取りはずしたのち、ジェットポンプ・ライザー管4内を通してサーマルスリーブ5内に表面加工装置を設置する。この表面加工装置により内面の付着物等を削除したのち表面加工装置を取り出す。引き続き上記と同様にして表面洗浄装置により洗浄し、その後上記と同様にしてレーザ表面改質装置により脱鋭敏化処理を行う。これにより遠隔でのレーザ表面改質を行うことができ、被ばく低減化とともにSCCに対する予防保全がはかれる。
請求項(抜粋):
原子炉圧力容器内に設置された蒸気乾燥器、シュラウドヘッド兼気水分離器等の機器を取り外し、ついでジェットポンプ・ライザー管とインレットミキサを接続するエルボを取り外した後、前記ジェットポンプ・ライザー管端部のトランジッションピースから表面加工装置を挿入し、前記原子炉圧力容器に接続された再循環水入口ノズル・セーフエンドと、前記ジェットポンプ・ライザー管に接続されたサーマルスリーブとの溶接部近傍を表面加工した後、前記表面加工装置を取り出し、前記再循環水入口ノズル・セーフエンドと前記サーマルスリーブとの溶接部近傍の表面洗浄装置を前記トランジッションピースから挿入し、前記再循環水入口ノズル・セーフエンドと前記サーマルスリーブとの溶接部近傍の被処理面を洗浄した後、前記表面洗浄装置を取り出し、この後前記トランジッションピースからレーザ表面改質装置を挿入し、前記被処理面に正しく設置した後、前記被処理面に満たされた炉水を排水した後、前記再循環水入口ノズル・セーフエンドと前記サーマルスリーブとの溶接部近傍を表面改質した後、前記被処理面を炉水で満たし前記レーザ表面改質装置を取り出すことを特徴とする再循環水入口ノズルの表面改質方法。
IPC (5件):
G21C 15/25
, B08B 3/02
, B08B 9/02
, B23K 26/00
, B24B 19/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
炉内構造物の保全方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-241688
出願人:株式会社日立製作所
前のページに戻る