特許
J-GLOBAL ID:200903091813672422
パワーステアリング装置におけるハンドル角補正装置及び車両
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-280992
公開番号(公開出願番号):特開平10-119803
出願日: 1996年10月23日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 ハンドル操作速度が設定値より遅いときにはハンドル位置補正を停止する機能を備える装置において、直進走行中でのハンドルの微調整によるハンドルの位置ずれを防止する。【解決手段】 ハンドル操作速度が設定値よりも遅いか否かの判断は、所定時間n・to 前のハンドル角R1と現在のハンドル角Rとの偏差ΔR(=|R-R1|)、つまり操舵輪の舵角速度を用いて行われる。ハンドル操作速度が設定値より遅いと判断されても(S50,S60)、タイヤ切れ角が直進範囲にあるときには(S70)、車速が5km/h以下でない限り(S80)、ノブ位置補正が実行される。タイヤ反力が大きい車速が5km/h以下ではハンドルのフィーリングの悪化を防止するため、ノブ位置補正が禁止される。ハンドル操作速度の判定を舵角速度から正しくできるように、バルブのオープン・クローズの違いにより異なる判定値r1,r2が用意されている。
請求項(抜粋):
ハンドルの実位置を検出するハンドル角検出手段と、操舵輪の切れ角を検出する舵角検出手段と、前記ハンドルの操作量に対する前記操舵輪の舵角変化の割合を通常時よりも小さく変更するための切換手段と、前記ハンドルの実位置と前記操舵輪の切れ角に応じた目標位置とのずれ量を少なくとも許容値以下に収めるように前記切換手段を駆動制御する制御手段と、前記ハンドルの操作速度を直接もしくは間接的に検出するハンドル操作速度検出手段と、前記ハンドル操作速度が設定値以下となると、前記制御手段による前記ハンドルの位置補正を禁止する補正禁止手段と、前記操舵輪の切れ角が直進範囲にあるか否かを判断する舵角判定手段と、前記操舵輪の切れ角が直進範囲にあるときには、前記ハンドル操作速度が設定値以下であっても、前記制御手段による前記ハンドルの位置補正を実行させる直進域補正実行手段とを備えているパワーステアリング装置におけるハンドル角補正装置。
IPC (2件):
FI (2件):
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