特許
J-GLOBAL ID:200903091818015837
ナノ構造を備える炭素物質の精製方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 辰彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-154073
公開番号(公開出願番号):特開2001-335310
出願日: 2000年05月25日
公開日(公表日): 2001年12月04日
要約:
【要約】【課題】ナノ構造を備える炭素を損傷することなく、触媒の金属粒子を除去できる精製方法を提供する。【解決手段】金属触媒を用いて製造されたナノ構造を備える炭素物質を溶媒中で還流して、該炭素物質に含まれる触媒の金属粒子を除去する第1の工程と、還流された該炭素物質を加熱処理してアモルファス炭素を気化させて除去する第2の工程とを交互に複数回行う。前記炭素物質を酸またはアルカリ中で還流する第1の工程と、還流された該炭素物質を200〜700°Cの範囲の温度で加熱処理する第2の工程とを行なった後、再び第1の工程と第2の工程とを繰返す。前記第2の工程の2回目は、前記範囲から選択された1回目の加熱処理の温度よりも高温でしかも前記範囲内の温度で前記加熱処理を行なう。前記ナノ構造を備える炭素物質はカーボンナノチューブである。
請求項(抜粋):
金属触媒を用いて製造されたナノ構造を備える炭素物質の精製方法において、該炭素物質を溶媒中で還流して該炭素物質に含まれる触媒の金属粒子を該溶媒に溶解して除去すると共に該炭素物質の製造の際に不可避的に副生するアモルファス炭素を細分化する第1の工程と、還流された該炭素物質を加熱処理して細分化されたアモルファス炭素を気化させて除去すると共に該炭素物質の構造を安定化する第2の工程とを交互に複数回行うことを特徴とする精製方法。
IPC (3件):
C01B 31/02 101
, B82B 3/00
, D01F 9/127
FI (3件):
C01B 31/02 101 F
, B82B 3/00
, D01F 9/127
Fターム (8件):
4G046CB01
, 4G046CC10
, 4L037AT02
, 4L037CS03
, 4L037CS04
, 4L037FA04
, 4L037FA05
, 4L037PA01
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