特許
J-GLOBAL ID:200903091824988278

レンズ鏡筒および円筒部材の嵌合機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-035381
公開番号(公開出願番号):特開平6-250063
出願日: 1993年02月24日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 振り当て等の衝撃に強く、組立作業性の良好なレンズ鏡筒を提供することを目的とする。【構成】 レンズ枠1の径方向に、直進筒3の直進溝3-aに嵌合するストレート円筒部1-aと、カム筒4のテーパー・インナー・カム溝4aとは通常は当接しないテーパー面部1-bが一体成形されて固定されている。ピン穴1-cには、ストッパフランジ2-bが後端に形成され、先端にカム溝4aと当接するテーパー面部2aが形成されたテーパーピン2が挿入される。レンズ枠1の内周にピン穴1-cが臨む凹溝1-dが形成され、凹溝1-d内にコイルスプリング5が同軸的に配置され、テーパーピン2をカム溝4aに向けて付勢し、テーパー面部2aをカム溝に押圧させる。衝撃でレンズ枠1が動くと、テーパーピン2が下がり、テーパー面部1-bがカム溝4-aと当接する。
請求項(抜粋):
テーパー形状のカム溝を有するカム部材と、該カム溝に沿って移動するカム従動子を有するレンズ保持部材と、光軸方向に沿って該カム従動子が嵌合する直進溝が形成された直進部材とを有し、該カム部材を移動させることにより該カム溝、該カム従動子および該直進溝との共動により該レンズ保持手段を光軸方向に沿って移動させるレンズ鏡筒において、該カム従動子は、該直進溝に嵌合する第1の嵌合部と、従動のために該カム溝のテーパー面と当接するテーパー面に形成された第2の嵌合部と、該カム溝内に臨み、通常状態では該カム溝のテーパー面に非接触であって、該第2の嵌合部と嵌合方向において相対移動可能な第3の嵌合部と、該第2の嵌合部を該カム溝のテーパー面に向けて付勢する付勢手段とから構成し、外力に該レンズ保持部材が該直進溝に沿って移動すると、該第2の嵌合部が該カム溝のテーパー面に当接することを特徴とするレンズ鏡筒。
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 特開昭62-112109
  • 特開平2-206203
  • 特開平2-206203
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