特許
J-GLOBAL ID:200903091828502299

下水圧送管内での硫化水素発生を抑制するための空気注入量の算定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-267970
公開番号(公開出願番号):特開平5-106265
出願日: 1991年10月17日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】下水圧送管内での硫化水素発生を抑制するための空気注入量を簡単な方法で算定する。【構成】流量計6による下水流量QL 、下水圧送管3入口での溶存酸素D0O 、下水圧送管3内での下水滞留時間t、下水圧送管3内でのB0DまたはC0Dの温度補正値を測定し、これらの値を用い、下記の式からマンホール9での溶存酸素D0t が1.0mg /l以上になるようにコンプレッサ7による空気注入量を算出する。ここでp,q,rは係数。
請求項(抜粋):
下水圧送管入口での酸素供給速度をVs 、下水圧送管内での酸素消費速度をVs としたときに、下水圧送管内の溶存酸素D0の時間的変化率dD0/dtは次式で表わされ、dD0/dt=Vs -Vc上式において、酸素供給速度Vs は下水圧送管入口での空気流入量QG と下水流量QL との比QG /QL で表わされ、酸素消費速度Vc は〔B0DまたはC0Dの温度補正値〕で表わされることを利用し、さらに溶存酸素の時間的変化率dD0/dtは、空気注入開始時刻での下水圧送管入口での溶存酸素をD0o とし、t時間後の下水圧送管出口での溶存酸素をD0tとしたときにdD0/dt=(D0t -Doo )/tで表わされることを利用し、D0t が1.0mg /l以上となるようにQG を決定することを特徴とする下水圧送管内での硫化水素発生を抑制するための空気注入量の算定方法。

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