特許
J-GLOBAL ID:200903091835819460

偏光装置および該偏光装置を用いた投写型表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-133135
公開番号(公開出願番号):特開平6-347642
出願日: 1993年06月03日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【目的】 反射型のライトバルブを用いる投写型表示装置と該装置に用いる偏光装置に関するもので、偏光装置の性能を向上させ、高輝度の投写画像を表示できる投写型表示装置を提供する。【構成】 屈折率nOが1.52のガラスプリズム12に入射する光は多層膜14によってS偏光成分とP偏光成分に分離される。多層膜14は13層構成であり、高屈折率膜として屈折率nHが2.3の二酸化チタンと、中間屈折率膜として屈折率nMが1.62の三酸化二アルミニウムと、低屈折率膜として屈折率nLが1.46の二酸化珪素の3種類の異なる屈折率を有する薄膜を用いて構成する。【効果】 P偏光成分の透過率性能に関し、広い波長帯域にわたって光の入射角依存性による透過率低下を少なくすることができ、この偏光装置を用いた投写型表示装置は光利用効率の高い、高輝度の投写画像を表示できる。
請求項(抜粋):
第1の透明体と、第2の透明体と、前記第1の透明体と前記第2の透明体との間に狭持された透明誘電体多層膜とを備え、前記透明誘電体多層膜は、前記第1の透明体および第2の透明体の有する屈折率より高い屈折率を有する複数の高屈折率膜と、前記高屈折率膜の有する屈折率より低く、前記第1の透明体および第2の透明体の有する屈折率より高い屈折率を有する複数の中間屈折率膜と、前記中間屈折率膜の有する屈折率より低い屈折率を有する複数の低屈折率膜とから構成され、かつ、前記第1の透明体または前記第2の透明体から前記透明誘電体多層膜に入射する光の最適入射角θOは以下の条件式の範囲内であることを特徴とする偏光装置。【数1】但し、【数2】【数3】nH:高屈折率膜の屈折率nM:中間屈折率膜の屈折率nL:低屈折率膜の屈折率nO:第1の透明体および第2の透明体の屈折率
IPC (2件):
G02B 5/30 ,  H04N 9/31
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭59-216110
  • 特開平2-250026
  • 特開平4-308838

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