特許
J-GLOBAL ID:200903091840939279

低電圧のアプリケーションのためのバイポーラアナログ乗算器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-500599
公開番号(公開出願番号):特表平11-509053
出願日: 1996年05月17日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】第1の入力信号を第2の入力信号で乗算するためのアナログ回路である。この発明のアナログ回路は、低電圧電源で線形に動作することができる。トランジスタの第1の対は第1の差動対として結合され、トランジスタの第2の対は第2の差動対として結合される。第1の差動対と第2の差動対とは、従来のギルバートミクサの第1および第2の差動対が接続されていたのと同様の態様で結合される。しかし、従来のギルバートミクサの場合と異なり、この発明のエミッタ縮退抵抗器は第3の差動対のコレクタと結合していない。そうではなく、この発明の縮退抵抗器は直接負電源端子と結合されている。従来のギルバートミクサで使用された第3の差動対の代わりに、各エミッタに縮退抵抗器が結合された、トランジスタの第3の差動対は、第1および第2の差動対とほぼ並列に結合される。第3の差動対のトランジスタの各々のコレクタは正電源端子と結合される。各縮退抵抗器は2つのテイル抵抗器の別々の一方と結合される。LO信号は差動対のベースに入力される。この第3の差動対は、他の2つの差動対のテイル電流を変調するための手段を提供する。
請求項(抜粋):
1.2つの入力信号のアナログ乗算を行なうための、正電源端子および負電源端子を有する電源によって電流を供給されるミクサ回路であって、 a.各々制御ポート、入力ポートおよび出力ポートを有する、3つのポートを有する第1および第2の能動素子を含み、 i.第1の能動素子および第2の能動素子の制御ポートはともに結合されており、前記ミクサ回路はさらに、 b.少なくとも2つの端子を有する第1の負荷素子を含み、第1の端子は正電源端子と結合されており、前記ミクサ回路はさらに、 c.少なくとも2つの端子を有する第2の負荷素子を含み、第1の端子は正電源端子と結合されており、前記ミクサ回路はさらに、 d.各々制御ポート、入力ポート、および出力ポートを有する、3つのポートを有する第3および第4の能動素子を含み、 i.第3および第4の能動素子の制御ポートはともに結合されており、 ii.第3の能動素子の入力ポートは第1の能動素子の入力ポートおよび第1の負荷素子の第2の端子と結合されており、 iii.第3の能動素子の出力ポートは第2の能動素子の出力ポートと結合されており、 iv.第4の能動素子の入力ポートは第2の能動素子の入力ポートおよび第2の負荷素子の第2の端子と結合されており、 v.第4の能動素子の出力ポートは第1の能動素子の出力と結合されており、前記ミクサ回路はさらに、 e.制御ポート、入力ポート、および出力ポートを有する、3つのポートを有する第5の能動素子を含み、入力ポートは正電源端子と結合されており、出力ポートは第1の能動素子の出力ポートと結合されており、前記ミクサ回路はさらに、 f.制御ポート、入力ポート、および出力ポートを有する、3つのポートを有する第6の能動素子を含み、入力ポートは正電源端子と結合されており、出力ポートは第2の能動素子の出力ポートと結合されており、 第1の入力信号は第1の能動素子の入力ポートと結合され、第2の入力信号は第2の能動素子の入力ポートと結合され、出力信号は第1および第2の能動素子の出力ポートに交差してとられる、ミクサ回路。
IPC (2件):
H03D 7/14 ,  G06G 7/163
FI (2件):
H03D 7/14 A ,  G06G 7/163 M
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • マルチプライヤ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-078352   出願人:日本電気株式会社

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