特許
J-GLOBAL ID:200903091843087087

気液接触用膜モジュールおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福島 祥人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-339410
公開番号(公開出願番号):特開平10-174834
出願日: 1996年12月19日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】 疎水性膜の耐水性および耐圧性を低下させることなく気体成分の溶解効率を向上させることができる気液接触用膜モジュールおよびその製造方法を提供することである。【解決手段】 疎水性の中空糸膜1の外面をプラズマ処理、紫外線照射等により表面改質することにより液体に対する接触角を低下させる。表面改質された複数本の疎水性の中空糸膜1を束ねてハウジング2内に収納し、中空糸膜1の両端部を樹脂3でハウジング2の両方の開口端にそれぞれ封止する。ハウジング2の液体入口4から液体6を供給し、中空糸膜1の外部を通して液体出口5から排出する。ハウジング2の一方の端部から気体7を供給し、中空糸膜1の内部を通してハウジング2の他方の端部から排出する。中空糸膜1の外面は、液体に対する濡れ性が良好となっているので、液体湿潤部分の表面積が大きく、中空糸膜1を透過した気体成分の溶解速度が高くなる。
請求項(抜粋):
疎水性膜を介して液体と気体を接触させることにより気体側の成分を液体側に吸収させる気液接触用膜モジュールにおいて、前記疎水性膜の一方の面の液体に対する接触角を他方の面よりも低下させ、接触角が低下した前記疎水性膜の前記一方の面を液体側に配置し、他方の面を気体側に配置したことを特徴とする気液接触用膜モジュール。
IPC (2件):
B01D 53/22 ,  B01D 67/00 500
FI (2件):
B01D 53/22 ,  B01D 67/00 500

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