特許
J-GLOBAL ID:200903091854858492
燃料電池
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-312871
公開番号(公開出願番号):特開平9-161809
出願日: 1995年11月30日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】 ガス拡散電極における反応速度に合わせて濃度を調整した合金触媒領域を設けるという簡単な構成により、良好な特性の確保しつつ触媒層における合金触媒の利用率の向上を図った燃料電池を提供することにある。【解決手段】 カソード触媒層9およびアノード触媒層10には、合金触媒の濃度が高い高濃度触媒領域9b,10cと、合金触媒の濃度が低い低濃度触媒領域9a,10aとが含まれている。このうち、高濃度触媒領域9b,10cはカソード電極11およびアノード電極12の表面付近に形成され、低濃度触媒領域9a,10aはカソード電極11およびアノード電極12の背面付近に形成されている。
請求項(抜粋):
電解質を保持するマトリックス層が設けられ、このマトリックス層を挟んで一対のガス拡散電極が配置され、前記マトリックス層に接する前記ガス拡散電極の表面側に合金触媒を有する触媒層が形成され、一方のガス拡散電極の背面には酸化剤ガスを流通させる酸化剤ガス流路が設けられ、他方のガス拡散電極の背面には燃料ガスを流通させる燃料ガス流路が設けられた燃料電池において、前記触媒層には、前記合金触媒の濃度が高い高濃度触媒領域と、前記合金触媒の濃度が低い低濃度触媒領域とが含まれ、前記高濃度触媒領域は前記ガス拡散電極の表面付近に形成され、前記低濃度触媒領域は前記ガス拡散電極の背面寄りに形成されることを特徴とする燃料電池。
IPC (2件):
FI (2件):
H01M 4/86 M
, H01M 8/02 E
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