特許
J-GLOBAL ID:200903091864319425

シールド坑拡幅工法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 角田 嘉宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-138578
公開番号(公開出願番号):特開平6-058077
出願日: 1993年06月10日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 拡幅工事は地面から設けた立坑部位から開始し、拡幅終端部では簡単に通常径シールド坑の掘進ができるシールド坑掘進工法とその装置を提供する。【構成】 立坑内作業で常用スキンプレート2に対し脱着自在に装着される拡幅用スキンプレート13、拡幅用スキンプレートに連結される拡幅用テールプレート14、拡幅径セグメントB2および通常径セグメントに接続可能でシールドジャッキ9の推進反力を伝達するプレスリング15、外径が拡幅径セグメントB1に相当し、プレスリングに接続されるガイド用セグメント、プレスリングを介してシールドジャッキの推進反力を伝達する反力受けリングを備えたことを特徴とするシールド掘進装置である。
請求項(抜粋):
シールド掘進機を用いてシールド坑を構築する工法において、拡幅始端部に立坑を設け、該立坑内作業で常用スキンプレート外周に拡幅用スキンプレートを装着し、カッター装置の常用カッターとオーバーカッターを併用して拡幅部を掘進し、拡幅径セグメントを組み、該拡幅径セグメントにプレスリングを介してシールドジャッキの推進反力を取り拡幅部の掘進と拡幅部セグメントの組み作業を継続し、拡幅終端部手前でプレスリングを拡幅径セグメント端に固定し、セグメント1リング分を掘進し、外径が拡幅径セグメントに相当するガイド用セグメントをプレスリングに接続して組むとともに、該ガイド用セグメント内で反力受けリングをプレスリングに接続して組み、該反力受けリングにシールドジャッキの推進反力を取り常用テールプレート長に相当する長さの拡幅部の掘進とガイド用セグメントおよび反力受けリングの組み作業を継続してのち、シールド本体内作業で拡幅用スキンプレートに連結された拡幅用テールプレートをガイド用セグメントに固定し、反力受けリングおよびプレスリング内リング体を除去してガイド用セグメント内に常用テールプレートを持ち込み、これを常用スキンプレートに連結し、常用スキンプレートと拡幅用スキンプレートとの取着関係を解き、プレスリング内リング体を組み、さきに除去した反力受けリングに替えて通常径セグメントを組み、該通常径セグメントにシールドジャッキの推進反力を取りカッター装置の常用カッターを使用して通常径シールド坑の掘進と通常径セグメント組み作業を継続することを特徴とするシールド坑拡幅工法。
IPC (2件):
E21D 9/06 301 ,  E21D 9/08
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-007493

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