特許
J-GLOBAL ID:200903091871964379

キャロル反応によるγ、δ-不飽和ケトンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-568806
公開番号(公開出願番号):特表2002-524435
出願日: 1999年09月02日
公開日(公表日): 2002年08月06日
要約:
【要約】本発明は、アセト酢酸アルキルエステルと式IIのアリルアルコールまたはプロパルギルアルコール(ここでR1はH、または飽和または不飽和の、分岐状の、メトキシ基で置換されていてもよい、炭素原子数1〜33の炭化水素基を表し、点線はこの点線で結ばれる炭素原子間にもう一つ結合がありうることを示す)を反応させることにより、式Iのγ、δ-不飽和ケトンを製造する方法に関する。この反応は、改変されたまたは改変されていないキャロル反応により、アルミニウム触媒の存在下に150〜220°Cの範囲の温度で、反応中に生成したアルカノールを蒸留により分離しながら行われる。本発明の方法は、アセト酢酸アルキルエステルとして、式IIIにおいてR2が炭素原子数1〜4のアルキル基であるアセト酢酸エステルを使用することを特徴とする。
請求項(抜粋):
式I:【化1】のγ、δ-不飽和ケトンを製造する方法であって、式II:【化2】[式中、R1は、H、または飽和もしくは不飽和の、分岐状の、メトキシ基で置換されていてもよい、炭素原子数1〜33の炭化水素基であり、点線は、それを有する炭素間にさらに結合があってもよいことを示す]のアリルアルコールまたはプロパルギルアルコールをアセト酢酸アルキルと150〜220°Cの温度においてアルミニウム触媒の存在下で反応させ、同時に、生じるアルカノールを蒸留によって分離することからなり、その際、アセト酢酸アルキルとして式III:【化3】[式中、R2は、炭素原子数1〜4のアルキルである]のアセト酢酸エステルを使用することを特徴とする、上記方法。
IPC (3件):
C07C 45/71 ,  C07C 49/203 ,  C07B 61/00 300
FI (3件):
C07C 45/71 ,  C07C 49/203 E ,  C07B 61/00 300
Fターム (11件):
4H006AA02 ,  4H006AC26 ,  4H006AC44 ,  4H006BA09 ,  4H006BA45 ,  4H006BB17 ,  4H006BD20 ,  4H039CA21 ,  4H039CA42 ,  4H039CG40 ,  4H039CJ90

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