特許
J-GLOBAL ID:200903091880104366

中掘拡底工法用の拡大オーガーヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹中 一宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-096362
公開番号(公開出願番号):特開平11-294056
出願日: 1998年04月08日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】従来の構造の拡大オーガーヘッドは、土圧抵抗を利用して拡大ビットを拡径し、この拡径を上下のストッパーで係止する構成、又は掘削ロッドの固定部材の下面で係止する構成となっている。従って、この拡径状態が確実に行われているか否かの保証がなかった。【解決手段】 本発明は、噴射口、取付軸部を有する掘削ロッドに一対の螺旋羽根、二枚の取付板を設け、この各取付板に旋回可能に対の拡大ビットを設け、またこの対の拡大ビットを掘削ロッド及び取付板に貫通して設けた枢軸を介して回転自在に設けた構成であって、枢軸を掘削ロッドの操作及び拡大ビットに対する土圧抵抗を利用して折断することを特徴とする中掘拡底工法用の拡大オーガーヘッドである。従って、拡径した拡大ビットの拡径状態を確保すること、又は拡径した拡大ビットが縮径しないときの手当として、例えば、枢軸の折断を利用して拡大ビットの縮径状態を確保すること、等ができる特徴がある。
請求項(抜粋):
上端に取付軸部を有する掘削ロッドの上方に設けた一対の螺旋羽根と、当該掘削ロッドの下方に、かつこの掘削ロッドの放射方向に対で設けた二枚の取付板と、この各取付板に前記掘削ロッドの軸方向に旋回可能にそれぞれ設けた対の拡大ビットと、この対の拡大ビットを連結する前記取付板を貫通する枢軸と、で構成されており、前記枢軸を当該掘削ロッドの操作及び拡大ビットに対する土圧抵抗を利用して折断する中掘拡底工法用の拡大オーガーヘッド。

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