特許
J-GLOBAL ID:200903091889053390

TDMAデータ受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-088828
公開番号(公開出願番号):特開平7-297870
出願日: 1994年04月26日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ベースバンド遅延検波後の受信データと、既知の同期ワードとの相関をとり、複素相関値と相関パワーの値を用いて自動周波数制御を行う。【構成】 相関演算回路9では、I,Q信号の同期ワードの区間について同期ワード発生回路10からの既知同期ワードに対応するベースバンド信号値と相関をとり、複素相関値Ψを周波数オフセットによる位相誤差θeの推定値として平均回路12に、また相関パワー|Ψ|を相関パワー判定回路11に供給する。この判定回路11では、しきい値を超えた場合、制御信号として平均回路12に供給し、過去と現受信スロットでの複素相関値Ψの値が平均化され、位相補償回路13へ送られる。一方、しきい値未満では、前の受信スロットで得た複素相関値Ψの値を現受信スロットでの位相誤差θeの推定値とし、平均計算後位相補償回路13へ送る。そこで推定オフセット量を用いて位相補償を行い、出力を判定回路14,15を用いて2値判定し、デコーダ16から出力される。
請求項(抜粋):
フレーム同期受信時、ベースバンド遅延検波後の受信データと既知の同期ワードとの相関をとることにより、周波数オフセットに起因した位相誤差を補償し、自動周波数制御を行うTDMAデータ受信装置において、相関演算回路から供給される相関パワー|Ψ|の値が設定されたしきい値を超えるか、もしくはしきい値未満であるかを判定し、その判定結果を制御信号として後記スロット間平均回路に供給する相関パワー判定回路と、前記相関パワー判定回路からの制御信号に応じて、もし相関パワー|Ψ|の値がしきい値を超えている場合は、前記相関演算回路より複素相関値Ψを取り込み過去の受信スロットで得られた複素相関値Ψの値との間で平均値Ψaを計算し、その結果、平均値Ψaを直交検波器の局部発信器での周波数オフセットに起因する位相誤差θeの推定値の情報として位相補償回路に供給し、相関パワー|Ψ|の値がしきい値未満である場合は、現受信スロットで得られた複素相関値Ψは信頼性が低いとしてこの値を無視し、前の受信スロットで得られた複素相関値Ψの値を現受信スロットでの位相誤差θeの推定値として採用し、過去の受信スロットで得られた複素相関値Ψの値との間で平均値Ψaを計算し、その結果、平均値Ψaを前記位相補償回路に供給するスロット間平均回路とを付加したことを特徴とするTDMAデータ受信装置。
IPC (2件):
H04L 27/22 ,  H04J 3/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-200043
  • 特開昭62-036944

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