特許
J-GLOBAL ID:200903091891059230

ドップラーソーダのデータ表示方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-158095
公開番号(公開出願番号):特開平10-332727
出願日: 1997年05月30日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 音波の放射によって得られる反射波のドップラー周波数偏移に基づく風向・風速の計測を行うドップラーソーダの表示方式の改善。【解決手段】 屋外部の送受波部101 と送受信部102 とにより、上方の直交3方向に音波を送出し、且つ反射波を受波する。受波した反射波は屋内部のCPU103 の制御の下に演算部104 でドップラー抽出を含む演算を施され、さらに表示制御部105 により設定高度ごとの反射波の観測データとしてのBスコープ上に各観測データに対して観測点ごとの風向・風速を重畳表示させるデータ処理を行い、これを表示部106 に表示せしめる。かくして従来はそれぞれ独立的表示としていたBスコープと風向・風速の表示を同時にリアルタイム表示可能とし、これによりモニター観測効率を著しく向上させる。
請求項(抜粋):
上空に所定の指向性を有する音波の送信波を送出し、風向・風速で表現する風の存在に対応して生起する前記送信波の反射波を受信して、前記反射波の受信強度と、前記反射波の含む風によってもたらされるドップラー周波数偏移とに基づき、上空の風向・風速分布を示すデータ表示を、上空の所定の各高度対応の風向・風速を水平及び垂直方向成分且つこれら成分の標準偏差を含み所定のサンプリング時間ごとの観測データとして表記する作表データ画面と、受信した反射波に関する周波数特性としてのスペクトル画面と、受信した反射波の高度対応の時系列データとして示すBスコープ(ファクシミリ表示)画面と、高度ごとの風向および風速分布を示すプロファイル画面との4つの表示画面で表示する音波気象観測を行う観測システムとしてのドップラーソーダにおける観測結果を表示するドップラーソーダのデータ表示方式であって、前記Bスコープ画面に対し所定の時間ごとに且つ所定の高度刻みで反射波から算出した水平方向の風向・風速を所定の方位刻みで重畳表示する重畳表示手段を備えたことを特徴とするドップラーソーダのデータ表示方式。
IPC (3件):
G01P 5/00 ,  G01P 13/02 ,  G01S 15/89
FI (3件):
G01P 5/00 C ,  G01P 13/02 A ,  G01S 15/89 B

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