特許
J-GLOBAL ID:200903091891760613

炉内点検装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-281945
公開番号(公開出願番号):特開平6-130179
出願日: 1992年10月20日
公開日(公表日): 1994年05月13日
要約:
【要約】【目的】 高速増殖炉内を臨場感を持って観察可能で、超音波カメラの撮影位置・方向をより自然に指示可能であり、さらに、可能な限り最小限の指示で意図する位置へ容易かつ正確に移動できるような炉内点検装置を提供する。【構成】 相対方位検出部2、視点判定部3、および三次元データ格納部4の三次元データを、三次元データ管理部5で管理し、この管理情報に基づいて、表示画面制御部6により画像情報を生成し、頭部装着型画像表示装置1の画面上に、操作者の両眼視差を利用した臨場感のある立体画像を表示する。超音波カメラ7による高速増殖炉内の撮影結果に基づいて、形状復元部8により撮影範囲の形状データを復元し、三次元データ格納部4内の三次元構造データを更新する。一般的には、三次元ポインティング装置10を使用して超音波カメラ7の位置・方向の情報を入力する。
請求項(抜粋):
光学的に不透明な冷却材が注入された高速増殖炉の内部を点検する炉内点検装置において、操作者の頭部に装着され、操作者の両眼視差を利用して立体画像を表示する画面を備えた頭部装着型画像表示装置と、前記操作者の頭部の三次元位置・方向を検出する相対方位検出部と、前記相対方位検出部で検出される三次元データに基づいて、前記頭部装着型画像表示装置の画面に画像を表示する視点の三次元位置・方向を判定する視点判定部と、前記高速増殖炉内の三次元構造データを格納する三次元データ格納部と、前記相対方位検出部で検出された三次元データと、前記視点判定部で判定された三次元データと、前記三次元データ格納部に格納された三次元データを管理する三次元データ管理部と、前記三次元データ管理部で管理される情報に基づいて、前記頭部装着型画像表示装置の画面にグラフィック表示する画像情報を生成し、この画像情報を前記画面に送る表示画面制御部と、前記高速増殖炉内に配置され、超音波の走査によって炉内の撮影を行う超音波カメラと、前記超音波カメラによる炉内の撮影結果から撮影範囲の形状データを復元し、前記三次元データ格納部内の三次元構造データを更新する形状復元部とを有することを特徴とする炉内点検装置。

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