特許
J-GLOBAL ID:200903091894950480
内燃機関用スパークプラグ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川口 光男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-126570
公開番号(公開出願番号):特開2009-094047
出願日: 2008年05月14日
公開日(公表日): 2009年04月30日
要約:
【課題】混合気の火花放電間隙への流入阻害を抑制し、着火性の低下防止を図るとともに、貴金属チップの接合強度向上を図り、耐久性の向上を図ることのできる内燃機関用スパークプラグを提供する。【解決手段】銅合金よりなる内層27A及びニッケル合金よりなる外層27Bからなる接地電極27には、中心電極用貴金属チップ31に対向するようにして接地電極用貴金属チップ32が設けられる。基本的には断面円形状をなす接地電極27の屈曲部より先端部分には平坦面F1が形成され、そこに台座部51を介して貴金属チップ32が接合される。軸線CL1に沿って接地電極27の先端面側から視認した当該接地電極27の断面において、平坦面F1と内層27Aとの最短距離をA、内層27Aのうち中心電極5から最も遠い点と、外層27Bのうち中心電極5から最も遠い点との距離をB(mm)とするとき、A/B≦0.7を満たす。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
軸線方向に延びる棒状の中心電極と、
前記中心電極の外周に設けられた略円筒状の絶縁体と、
前記絶縁体の外周に設けられた筒状の主体金具と、
基端部が前記主体金具の先端部に接合され、先端部が前記中心電極の先端部と対向するように配置された接地電極とを備え、
前記中心電極の先端には中心電極用貴金属チップが接合されるとともに、前記接地電極の先端部のうち、前記中心電極用貴金属チップに対向する位置には、接地電極用貴金属チップが接合され、前記中心電極用貴金属チップの先端部及び前記接地電極用貴金属チップの先端部間に火花放電間隙を有する内燃機関用スパークプラグであって、
前記接地電極のうち少なくとも先端側においては、前記中心電極側とは反対側の背面に凸状の湾曲面を有し、
前記接地電極用貴金属チップは、ニッケルを主成分とする台座部の座面に接合されるとともに、前記台座部が前記接地電極に接合されることで設けられ、かつ、前記接地電極のうち前記台座部が接合される部位は平坦面となっており、
前記接地電極のうち少なくとも火花放電する部位においては、ニッケル合金よりなる外層及び当該外層よりも良熱伝導性素材よりなる内層を備え、
前記軸線に沿って前記接地電極の先端面側から視認した当該接地電極の断面において、
前記平坦面(接合前の平坦面をも含む)と前記内層との最短距離をA(mm)、
前記内層のうち前記中心電極から最も遠い点と前記外層のうち前記中心電極から最も遠い点との距離をB(mm)とするとき、
A/B≦0.7
を満たすことを特徴とする内燃機関用スパークプラグ。
IPC (3件):
H01T 13/32
, H01T 13/20
, H01T 21/02
FI (3件):
H01T13/32
, H01T13/20 E
, H01T21/02
Fターム (7件):
5G059AA01
, 5G059AA04
, 5G059CC02
, 5G059EE04
, 5G059EE11
, 5G059EE19
, 5G059EE24
引用特許:
出願人引用 (2件)
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多極スパークプラグ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-286377
出願人:日本特殊陶業株式会社
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内燃機関用スパークプラグ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-181652
出願人:日本特殊陶業株式会社
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